韓国の造船最大手の一角である『サムスン重工業』が2022年第4四半期の業績が締まり、2022年通期がどうなったのか判明しました。
↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください。2022年
総売上:5兆9,447億ウォン(-10.2%)
営業利益:-8,544億ウォン(34.9%)
当期純利益:-6,274億ウォン(56.8%)※( )内は対前年同期比
2022年は「営業利益:-8,544億ウォン」「当期純利益:-6,274億ウォン」共に赤字。面白いのは、2020年の終わりからあれだけ「ジャックポット受注」と喧伝したにもかかわらず、結局2年後の2022年も赤字で締まったことです。
これで8年連続の赤字が確定です。よく「まだ会社がある」ものです。
特に第4四半期の営業利益は、「コンセンサス:-905億ウォン」に対して「-3,358億ウォン」と大きく下回りました。
対前年同期比が「営業利益:34.9%」「当期純利益:56.8%」とプラスになっているのは、赤字が減少したからです。
注目したいのは、2023年01月30日、『サムスン重工業』が2023年の業績展望を以下のように「営業利益:黒字」とだしていることです。
↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください。2023年度展望
総売上:8兆ウォン
営業利益:2,000億ウォン
造船・海洋受注目標:95億ドル
「来年こそは黒字になる」という宣言ですが、営業利益率では「2.5%」です。造船業というのはこれほどもうからないものなのでしょうか。
また気になるのは、2022年の受注金額は「94億ドル」で、目標の「88億ドル」を上回ったにもかかわらず上掲の業績だったのです。本当に黒字になるのでしょうか(造船業なので完成して納品・代金回収まで時間がかかるにしても)。
2020年から同じ話を聞いているような気もいたしますが、とりあえずはお手並み拝見――です。
(吉田ハンチング@dcp)