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韓国経常収支「07月+36億ドル」ですが……経常収支は77%減った

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2023年09月08日、『韓国銀行』が「2023年07月の国際収支統計」を公表しました。

2023年07月
貿易収支:42億8020万ドル
サービス収支:-25億2,820万ドル
第1次所得収支:29億2,240万ドル
第2次所得収支:-10億9,560万ドル
経常収支(上記4つの合計):35億7,880万ドル

⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「Balance of Payments during July 2023 (preliminary)」

07月は「35億7,880万ドル」の黒字です。

2023年01~07月の経常収支の推移を見ると以下のようになります。

ここまでの経常収支の累計は「60.1億ドル」になります。

01~07月の同期で比較すると、以下のようになります。

韓国の経常収支推移(01~07月期で比較)
2017年:379.0億ドル
2018年:381.3億ドル
2019年:281.3億ドル
2020年:180.1億ドル
2021年:481.6億ドル
2022年:265.7億ドル
2023年: 60.1億ドル

⇒データ出典:『韓国銀行』公式サイト「ECOS」

01~07月累計の同期で比較すると、2023年はわずか「60.1億ドル」。2022年と比較すると22.6%です。

つまり、韓国の経常収支は「77.4%」も減少しました。約8割減です。

問題はあと5カ月でどこまで回復できるかです(国際収支統計は7月まで出ましたが08月はすでに終わっています)。

韓国の企画財政部は「2022年と同程度の経常収支は確保できる」としてきましたが、2022年の経常収支は「298.3億ドル」でした。

つまり「298.3億ドル – 60.1億ドル」で、残り5カ月で「238.2億ドル」積み上げなければなりません。

1カ月平均「47.64億ドル」の経常収支黒字が必要です。

「できるかな?」になってきました。

(吉田ハンチング@dcp)

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