韓国通貨「ウォン」の高安トレンドに注目しております。2020年04月30日が(ほぼほぼ)締まりました。07:15現在(日本時間)、ドルウォンチャートは以下のようになっています(チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。
先にご紹介しましたが、いったんはおよそ「1ドル=1,211ウォン」辺りにある「『ウォン高』のレジスタンスライン(抵抗線)」が突破されたのですが、なんと抵抗線上(ウォン安方向)まで戻しました。これで30日のローソク足が(ほぼほぼ)確定ですから、この抵抗線は保持されたことになります。
ローソク足1本が1分間の値動きを示す「1分足」で見ると以下のようになります。
韓国時間※に急激に下落(ウォン高方向へ進行)し、一時は「1ドル=1,203.70ウォン」までいきますが、ここが天底になり反転。韓国時間終了後からウォン安が進行します。
日付けが変わるころまでは弾幕が厚い状態が続きますが、01日になるとまた急激にウォン安が進行。一時はおよそ「1ドル=1,215ウォン」までいきましたが、ちょい戻しで終値「1ドル=1,213ウォン」で終幕となりました。
ここのところ、「何者か」の(ウォン安阻止の)為替介入は「その日が終わるまで」と決まっているのではないか?と邪推したくなる値動きです。先にご紹介したとおり、為替介入資金からの支出をセーブしなければならない状況となっていますので、そのためかもしれません。
介入の件は置くとして、本日から05月がスタートしますが、抵抗線が保持されましたので日足ではまだレンジの中と考えられます。さて、05月最初の日はどのようなプライスアクションを見せるでしょうか。抵抗線は保持されるのでしょうか。それともたやすく突破されるのでしょうか。
間もなく2020年05月01日(金)の市場が開きます。また随時記事を制作し状況をご紹介するようにいたします。
追記
2020年05月01日(金)の市場が開きました。10:05現在のドルウォンチャートの状況を以下の記事にまとめましたので、本記事と併せてお読み頂ければ幸いです。
※一般的な用語ではありませんが、Money1では韓国株式市場が開いている09:00-15:30をこう呼んでいます。
(柏ケミカル@dcp)