韓国の経団連といわれる『全国経済人連合会』の「韓国の景気は2021年第2四半期になってやっと回復を見せるだろう」という予測でした。
これを補強するような予測が韓国のシンクタンク『現代経済研究院』から出ています。2020年08月23日付けの「2020年韓国経済修正展望」というリポートでは以下のように述べています。
コロナ19の国内外における再拡散が予想より早く始まり、対面・接触の経済活動に制限が生じて、消費とサービス業について第2次経済衝撃を与えることが懸念される。
(中略)
(世界と)韓国経済は、希望的なV字、あるいはU字型の景気回復ではなく、悲劇的なW字型の二重の沈滞に陥る可能性が高まっている。
※赤アンダーライン、強調文字は筆者による
韓国経済は、株式やFXの取引をされる方にはおなじみの「ダブルボトム」になるだろうというわけです。
また、以下のように予測しています。
下半期の失業率:3.8%(04月時点での予測「3.5%」から引き下げ)
下半期の就業者数の増減:14万人減少(04月時点での予測「4万人増加」から大きく引き下げ・マイ転)
2020年の韓国の輸出:前年比9.2%の減少
「就業者数の増減」をスコーンと赤字転落予測に変更したのもスゴいですが、輸出が前年比で「9.2%減少する」というのはかなり衝撃的です。
韓国はとにかく輸出が回復しないとお話になりませんが、このデータが当たると韓国経済はかなりの困難に直面します。
(柏ケミカル@dcp)