投資関連のニュースの中で「アウトパフォーム」という言葉が登場することがあります。アウトパフォーム(outperform)という英単語は「~を優る」「~より優れている」といった意味ですが、投資の世界では「目標となる指標(INDEX)よりも優れた成果を出した」といった意味で使われます。
例えば、ある投資信託がS&P500種を上回ることをターゲットにしてそれが達成された場合には「S&P500種をアウトパフォームした」というように使います。
指標を上回っていれば下落局面でも使われます。たとえばS&P500種が下落し、5%下落したとします。その投資信託が2%の下落で済んでいたら。やはり「アウトパフォームした」というのです。
アウトパフォームの対義語は「アンダーパフォーム(underperform)」です。アウトパフォームと逆に、目標となる指標よりも結果が下回ったことを表現するときに使われます。
それぞれ「アウトパフォーマンス」「アンダーパフォーマンス」という言い方もあります。
(柏ケミカル@dcp)