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韓国メディアが「なぜ日本はドボンにならないのか」

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韓国メディア『毎日経済』に「『最悪の債務国』日本はなぜギリシャのようにドボンにならなないのか」という非常に興味深い記事が出ました。

日本を最悪の債務国と呼んでいますが、記事内で提示している「負債の対GDP比率」データでは日本は最悪の債務国ではありません。

負債の対GDP比率
ベネズエラ:304%
日本:258%
ギリシャ:213%
イタリア:156%
アメリカ合衆国:127%
フランス:113%
英国:104%
ドイツ:69%
中国:67%
韓国:49%

⇒参照・引用元:『毎日経済』「’최악 부채대국’ 일본, 골골대도 왜 그리스 꼴은 절대 안날까」

同記事が引いている上掲データは『BIS』(Bank for International Settlementsの略:国際決済銀行)からのものでしょうが、これは若干古いと思われます。それはともかく、指摘されるとおり、日本の負債は対GDP比で「258%」と非常に大きなものです。

かつてギリシャがデフォルト騒動を起こしたとき、その債務対GDP比率は「181%」でした。それを上回る258%になっているのになぜ日本は飛ばないのか?というわけです。

なぜ日本は飛ばないのか?

経済専門家の多くも日本がギリシャのようにデフォルト騒動を起こす確率は低いとしている、と紹介した上で、韓国と違って以下のような点があるからだと説明しています。

まず「莫大な対外資産を持っていること」。

日本は確かに巨額債務を抱えていますが、一方で莫大な対外純資産(純資産なので資産から負債を引いたもの)を持っています。

保有する対外純資産ランキング
第1位 日本……3兆2,477億ドル
第2位 ドイツ……3兆1,213億ドル
第3位 香港……2兆1,528億ドル
第4位 中国……2兆1,502億ドル
第5位 台湾……1兆3,714億ドル

第13位 韓国……4,775億ドル

第78位 フランス……-7,470億ドル
第79位 イギリス……-8,576億ドル
第80位 スペイン……-1兆1,605億ドル
第81位 アメリカ合衆国……-14兆921億ドル

ご覧のように日本は世界最大の純資産保有国で、債権国です。この巨額資産が日本の信用を裏打ちしており、日本がデフォルト騒動を起こすとは考えられていません。

第2に、同記事が政府負債のほとんどを日本国民が引き受けてることを指摘しています。国債をどんどん発行して政府の負債が増えたが、その90%は日本国内で購入されており、国債の引き受けを外国に頼ったギリシャとは違う、と書いています。

第3に、「」がハードカレンシーである点を挙げます。「アメリカ合衆国の株価が急落したときを含めて世界的な経済危機が近付く度に、特異なことに円の需要と価値が上がる」と書いています。

韓国についての注意点についても書いていますので、以下に記事の一部を引用します。

韓国は日本と違って国家負債比率が低く財政が健全な方に属する。

2014年以来、対外債務より対外資産が多い純債権国になった。このため、一部では成長促進のために負債比率をさらに増やしてもいいという意見も出ている。

しかし、韓国も近年国家負債が急速に増えて、昨年国家負債の増加幅と規模の両方過去最大を記録した。家計負債の増加速度は、主要国の中で1位

(中略)

昨年02月に国際的格付け会社『フィッチ』は韓国のGDP比の負債比率がより上昇する場合、信用格付けが下がることがあると警告している。

特に韓国は日本より格付けをより徹底的に管理する必要がある。

円とは異なり、ウォンはハードカレンシー(原文では「基軸通貨」と書いています:筆者注)ではないからである

負債の増加速度が速すぎて「財政が健全な国」とはいえなくなってきています。

Money1で何度かご紹介したとおり、格付け会社『フィッチ』の「このままだと格付けが下がりますよ!」と警告したのも全くそのとおり。すでに『フィッチ』の科した条件より悪化するのはすでに明らかですから。

しかし、このように急速に韓国の負債状況が悪化したのは明らかに文在寅政権のせいです。後世「借金王」あるいは「借金大統領」と呼ばれることになる確率は高いでしょう。

(柏ケミカル@dcp)

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