割安の株式を見つけるためには指標(INDEX)の使い方を知っていなければなりません。使い方が分かっているということは、そのINDEXが意味することを理解しているということです。MACDの説明が続きましたので、今回は目先を変えて「EPS」をご紹介します。
ESPは非常によく使われる言葉でして、先日紹介したフィデリティ投信主催のラウンドテーブルでも丸山本部長が「EPSに着目し……」と語っていらっしゃいました。
EPSは「Earning Per Share」の略で、その株式を発行している企業が1株当たりどのくらい利益を出しているのかを示します。ちなみに「earning」とは「収益」という意味です。EPSの計算式は以下になります。
EPS = 当期純利益 ÷ 発行済株式総数
EPSに注目しこれを決算ごと時系列で並べると、その企業がどのように成長しているのかが分かります。ですので、決算発表に資料には必ずEPSが記載されています。投資に値する企業か、株式を購入するに値するかを判断するのにEPSは良いINDEXなのです。
(高橋モータース@dcp)