小ネタかもしれません。誠に申し訳ありません。
先にご紹介した、2023年03月07日、「鈴木財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見」において、「日韓通貨スワップ」についての質問が出た件です。
日本国財務省が公表しているページを見ると、これについての質問しか掲載されていません。
【質疑応答】
問)韓国政府が6日に発表した元徴用工訴訟問題の解決策について、岸田首相は日韓関係を健全な関係に戻すものだと評価しました。財務省の関連では、日韓関係の悪化で現在は実施していない財務対話や通貨スワップ協定などについて、協議の再開の考えなど、大臣のご所感をお願いします。
答)昨日、韓国政府が発表した元徴用工訴訟問題の解決策でありますが、総理や外務大臣からお話もありましたとおり、日本政府としては、韓国政府の措置を、2018年の大法院判決により非常に厳しい状態にあった日韓関係を健全な関係に戻すためのものとして評価をしております。
その上で、財務トラックでの関係は今後どうなるのかということですけれども、財務省関連の今後の対応については、現時点では具体的なものは決まっておりません。
いずれにいたしましても、日本と韓国は、国際社会における様々な課題への対応に協力していくべき重要な隣国同士であると思っております。今般の発表を契機として、日韓関係が健全な形で発展していくことを期待したいと思っております。
⇒参照・引用元:『日本国 財務省』公式サイト「鈴木財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要(令和5年3月7日(火曜日))」
この日韓通貨スワップについての質問はあまりにも唐突です。
どのメディアがこのような質問をしたのかが気になります。
そこで、財務省に直接「どの会社、どのメディアがした質問なのか?」を聞いてみました。
電話で聞いてみたところ「答えられない」とのことでした。
質問をするときには、所属会社名、メディア名、姓名を名乗ってから行っているのですが、サイトにはその情報が抜けています。
なぜ記載しないのかについても聞いたところ、「公表しているのは質疑応答、その主要なもので、それ以外のものについては公表しない」というルールだそうです。
誰が、どのメディアが聞いたのかは主要なポイントではないのか、という気がしないでもないですが……。
(森隆@dcp)