先にご紹介したとおり、中国『恒大集団』は債務の再編・再建プランを03月22日に自社サイトで公表しました。投資家が泣く泣くそのプランに乗るかどうかです。
『ChatGPT』に「『恒大集団』の再建が可能がどうか」を聞いてみたところ、以下のような回答でした。
『恒大集団』が再建できるかどうかは、複数の要因に依存します。以下に、再建の可能性を左右するいくつかの要素を挙げます。
1.政府の支援:
中国政府が『恒大集団』の再建を支援するかどうかが、大きな要因です。政府が資金援助や規制緩和を実施する場合、『恒大集団』は財務状況の改善に向けた一歩を踏み出すことができます。2.債務再編成:
『恒大集団』が債権者と協力して債務再編成を行い、負債を減らすことができれば、再建の可能性が高まります。3.資産売却:
資産売却によって十分な資金を調達できれば、負債の返済に充てることができ、企業の再建につながります。ただし、売却資産の価値が低下しているため、効果的な資産売却ができるかどうかは不確実です。4.業務の再編:
『恒大集団』が新たなビジネスモデルや収益源を開拓し、業務を効率化して利益を上げることができれば、再建の可能性が高まります。5.市場環境の改善:
不動産市場や金融市場の状況が好転し、『恒大集団』のビジネス環境が改善されることも、再建にとって重要です。これらの要素がうまく組み合わさり、『恒大集団』が適切な経営判断を下すことができれば、再建が可能になるかもしれません。
ただし、現状では不確実性が高く、再建が容易ではないことも認識しておく必要があります。
⇒参照・引用元:『OpenAI』「ChatGPT Plus」
『恒大集団』が財務上の危機に陥っていることを理解していますし、再建へのアドバイスもなかなか優等生な回答ではないでしょうか。『ChatGPT』が回答してくれるので、一般論を述べる解説者や専門家はもういらなくなるでしょうね。
中国政府は「ぐぬぬ……」となりながらも、『恒大集団』の再編・再建には前向きです。もっとも、国内で幾ら被害者が出て泣こうが喚こうが知ったことではないが、海外の投資家はなだめなければならない――という態度です。なぜなら、中国共産党は海外からの投資を求めているからです。
中国を封じ込めたいなら、中国への資金投入はやめるべきです。
(吉田ハンチング@dcp)