中国の米国債保有額は「8,354億ドル」まで低下。14年ぶり低水準

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2023年08月15日、アメリカ合衆国の財務省が中国の合衆国公債の保有額を公表しました。「2023年06月時点で8,354億ドル」となっています。

以下をご覧ください。

これは2022年01月から直近2023年06月までの、中国の合衆国公債の保有額推移ですが、どんどん下がっています。06月の「8,354億ドル」は実に14年ぶりの低水準です。

かつて英語版御用新聞『Global Times』は「合衆国の態度いかんによっては保有額が8,000億ドルを割るところまで売るだろう」と脅したことがあります。

時間はかかりましたが、実際に8,000億ドルを割り込む手前まできました。

なぜここまで合衆国公債を売り込んでいるのかについては「資産の多角化」「ポートフォリオの組み直し」と説明しているのですが、ドルの調達、戦争準備(ロシアのように経済制裁を受けて資産凍結されたくない)という見方もできます。

中国がどこまで合衆国公債を売るのか、ぜひご注目ください。

(柏ケミカル@dcp)

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