2025年09月04日、韓国の左派・進歩系『祖国革新党』の 姜美貞(カン・ミジョン)報道官が、ソウル汝矣島(ヨイド)国会コミュニケーション館で記者会見を開き、脱党を表明しました。
姜報道官は、
「これまで検察改革という明確な目標と政権交代、尹錫悦(ユン・ソギョル)弾劾と拘束、内乱終息という激浪の中でも、目標がはっきりしていたからこそ揺らぐことはなかった。
しかし、その道の途上で私が直面したのは、同志だと信じていた人々からのセクハラと性的暴行、そしていじめだった」
――と述べました。
党内にセクハラ・いじめがあり、それを理由に『祖国革新党』を脱党する――としたのです。

↑『祖国革新党』を脱党すると表明した姜美貞(カン・ミジョン)報道官報道官。
姜美貞(カン・ミジョン)報道官は、被害者かつ告発者です。
本件のタイムラインは以下のようになります。
04月:祖国革新党の内部で「性的不祥事および職場いじめ」の被害申告が公式に受理される。
党内の調査・倫理審議が進められましたが、被害者側は「対応が遅すぎる」「被害者保護が不十分」と批判。
06月:加害者2名に対し「1名は除名」「1名は党員資格停止1年」の処分。
被害者側は二次加害を主張。党側と被害者側の意見は対立。
『共に民主党』のチェ・ガンウク議員(教育研修院の院長!)が本件に火を注ぎます。チェは08月31日の『祖国革新党』の大田/世宗「政治アカデミー」に招待されて、本件について「(そんなに大層な)生き死にの問題か?」などと発言。

↑『共に民主党』のチェ・ガンウク議員。
この録音ファイルが姜美貞(カン・ミジョン)さんに届けられました。
党側の反論としては、「被害者の要請をすべて受け入れて手続きを完了」「外部機関が調査を専担し、外部人材で構成された人権特委の点検も受けた」と説明しています。
――で、09月04日:姜美貞(カン・ミジョン)さんが脱党会見を行いました。
同日、事件に関する発言で「二次加害」疑惑を出したと指摘されたチェ・ガンウク議員について、元反米テロリスト鄭清来(チョン・チョンレ)『共に民主党』代表が緊急の真相調査を指示しています。

↑与党に成りおおせた『共に民主党』党首に選出されたのは、元反米テロリトの鄭清来(チョン・チョンレ)さん。
脱党を表明した姜美貞(カン・ミジョン)さんは、
「被害者を助けた支援者は『党職者品位維持違反』という名で懲戒を受け、数日前に辞表を出した。
別の被害者も今この瞬間、辞職を準備している。これが私が沈黙を破り、今日この場に立たざるを得ない理由だ」
「党は被害者たちの絶叫を無視し、倫理委員会と人事委員会は加害者に近い人物たちで埋められていた。
外部調査機構設置の要求はひと月を越えても受け入れられなかった」
「被害者たちはすでに党を去っており、私はもうこれ以上待てないこと、そして去らざるを得ないことを確信するに至った」
――と述べています。
クズ男・曺国は知っていたのか?
朴元淳(パク・ウォンスン)の例が顕著ですが、韓国の左派・進歩系人士というのは、自分では「人権を守る」「女性の権利を守る」などと声高に叫ぶのですが、往々にしてウラではセクハラ・モラハラ・いじめを行っていたりします。
その意味では、今回の『祖国革新党』のセクハラ・いじめ自事件も特に目新しいものではありません。
しかし『祖国革新党』というのは、あの家族ぐるみでカンニングを行ったetc.などで有罪になり、監獄に送られたクズ男・曺国(チョ・グク)さんの政党です。

↑韓国一のクズ男こと曺国(チョ・グク)さんは、2025年08月15日の特赦でシャバに出てきました。
ここからが面白いのです。
韓国を代表するクズ男こと曺国(チョ・グク)党首はこの件を知っていたのか?――と聞いた記者に対して、姜美貞(カン・ミジョン)さんは、
「曺国(チョ・グク)前代表が収監中に、党員たちが手紙でこの知らせを伝えたが、それに対する答えはいまだに聞いていない」
――と明らかにしています。
本件について「直接対話したことがあるか?」という質問には――、
「女性委員会でカン・ミスク顧問代わりに立場を伝えており、答えを待っている」
――と述べました。
今回の事案は、韓国の左派・進歩系の政党などロクなものではないことを改めて示した――と見るべきです。
(吉田ハンチング@dcp)






