ロシアが韓国で「われわれは勝つ」掲げる。

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2026年02月21日、駐韓ロシア大使館が「他国に不法に侵攻し、今なお続くウクライナ戦争」4周年を鼓舞するようなスローガンを掲げました。

駐韓ロシア大使館はソウル市貞洞にあります。

ロシア大使館に「ПОБЕДА БУДЕТ ЗА НАМИ」と書かれた垂れ幕がかかっています。これは「我々は勝つだろう」「最終的な勝利は我々にある」という意味で、第二次世界大戦(独ソ戦)期のソ連でプロパガンダ、ポスターなどでよく使われたフレーズです。

Мы победим(我々は勝つ)」
С нами правда(正義は我にあり)」

など他にもスローガンはありますが、「ПОБЕДА БУДЕТ ЗА НАМИ」は歴史的な重みを持つものです。

問題は、他国の首都で無法に始めた戦争に勝利するというスローガンを堂々と掲げていることです。

また、2026年02月11日、駐韓ロシア大使のゲオルギー・ジノビエフさんは、大使館で開かれた韓国記者らとの懇談会で、

「ロシアは北朝鮮軍がクルスク地域南部をウクライナ軍と西側傭兵から解放するのにどれほど寄与したのかを知っている」

「北朝鮮軍の偉大さを忘れない」

――と述べています。

『朝鮮日報』は本件について以下のように書いています。

(前略)
これに対し韓国政府はロシア大使館建物の横断幕と大使の発言が「明らかに度を越えた行為」だとして警告した。

外交部は最近「国連憲章に違反したロシアが違法な戦争に対する立場を大使館の壁に公然と表明したことは受け入れられない」という立場を伝えた。

大使館建物にこのような文句を掲示したことは韓国の国民を刺激する可能性があり、韓露関係にも役立たないと指摘した。

ソウルにはウクライナ大使館も同時に駐在しているだけに、不必要な外交的緊張を造成する可能性がある点も懸念した。

外交部はこのような論理で横断幕の撤去を要求しましたが、ロシア大使館は拒否している。

韓国政府は外交公館の不可侵を規定したウィーン条約のため物理力を動員してこれを取り外すことはできないという立場です。

(中略)

ロシア関連事案に詳しいある専門家は「李在明(イ・ジェミョン)政府は長期的に南北韓とロシアを結ぶ鉄道およびガス管事業などをやりたがっており、できるだけロシアと対立しないようにしているが、ロシアがこれを見抜いているようだ」と述べました。

ソウルの外交界では「ロシアが韓国をどれだけ見下せばこのように傲慢に振る舞えるのか」という指摘が出ています。
(後略)

⇒参照・引用元:『朝鮮日報』「[단독] 러, 외교부 경고에도 “승리는 우리 것” 현수막 내걸어」

一読して「えっ、韓国政府はウイーン条約を守る気があるのか?」と驚かされる記事です。

日本大使館の前に設置したあの像をウイーン条約を破って撤去しなかったのは何なのでしょうか。

「自分がやったらロマンスで、他人がやれば不倫」といういい加減な主張です。

また、外交部が「国連憲章に違反したロシアが違法な戦争に対する立場を大使館の壁に公然と表明したことは受け入れられない」という立場を伝えた――という部分について、本当かどうか裏がとれません。

外交部のプレスリリースにはそのような文書が見当たらないからです。

一方、ロシア側は2026年02月21日、韓国について興味深い発言をしています。

ロシアメディア『タス通信』によると、ロシア外務省報道官のマリア・ザハロワさんが「韓国がNATO(北大西洋条約機構)のPURL(ウクライナ優先支援リスト)に参加するなら、非対称措置を含め、報復措置を取る権利を行使せざるを得ない」と述べました。

「韓国が直接であれ間接であれ、いかなる形であれそのような物資供給に参加することは、ウクライナ紛争の解決の展望を遅らせるだけであるという点を改めて強調したい」

「これは疑いの余地なくロシアと韓国の関係に取り返しのつかない損害をもたらし、朝鮮半島に関する建設的対話を回復する見通しを破壊することになるだろう」

韓国がPURLに参加する可能性があるという報道に驚いたとし、

「そのような措置は、ウクライナ軍に武器と弾薬を注ぎ込もうとする西側の努力に参加しないという韓国の公式路線と一致しないためだ。韓国当局者はこれを繰り返し述べてきた」

――と述べました。

「あっちに謝謝、こっちに謝謝」な韓国ですが、ロシアからの圧力に屈するでしょうか。

(吉田ハンチング@dcp)

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