先にご紹介していた、韓国外交部の部長(長官)・趙顕(チョ・ヒョン)さんが中東に派遣した特使が韓国に帰国しました。
中東のクウェート・バーレーン・イラク3カ国を巡るドサ回りでした。

↑ムン・ビョンジュン外交長官特使が最初の訪問地クウェートで、ハマド・アル=マシャン外交部次官と面談。

↑バーレーンではアブドゥルラティーフ・アル=ザヤニ外交長官と面談。

↑イラクではムハンマド・バフルルウルム外交部次官と面談。
ドサ回りの成果はどうだったかというと……以下が外交部が出したプレスリリースです。
面倒くさいと思われますので、要所だけ日本語化します。
(前略)
最初の訪問地であるクウェートで、特使はハマド・アル=マシャン外交部次官、タリク・アル=ルーミ石油部長官兼国営石油公社(KPC)理事会議長と面談した。アル=マシャン外交部次官との面談で、文特使は、ジャラ・アル=サバ外交長官宛ての趙顕(チョ・ヒョン)外交長官親書を通じて、中東戦争によりクウェートが被害を受けたことに対し深い慰労と連帯の意を伝え、現在の危機を両国が共同の知恵で打開していこうと述べた。
アル=ルーミ石油部長官との面談で、特使は、韓国企業のクウェート・エネルギー施設およびインフラ被害復旧事業進出、原油・LPG船舶受注などに対する積極的支援を要請した。
クウェート側は、韓国企業の優秀性を高く評価しつつ、困難な対外環境にもかかわらず、韓国企業がクウェート主要国策事業に活発に参加できるよう、韓国政府の関心と支援を求めた。
(中略)
バーレーンで、特使はアブドゥルラティーフ・アル=ザヤニ外交長官、モハメド・ビンダイナ石油環境長官、アブドゥラ・ファクロ産業通商長官と面談し、今年国交樹立50周年を迎える両国間友好関係をさらに発展させる方案を議論した。
アル=ザヤニ外交長官との面談で、特使は趙顕長官の親書を伝達し、2026~2027年任期の安保理非常任理事国、2026年湾岸協力会議議長国を務めているバーレーンとの国際舞台における協力方案を議論した。
特使は、ビン・ダイナ石油環境長官、ファクロ産業通商長官との面談で、原子力、AI、先端技術、ICTなど韓国が強みを保有する主要分野における両国間未来志向的協力方案を議論し、今年03月に開設した駐韓バーレーン大使館など外交チャネルを通じ、今後も緊密に協力していこうと述べた。
(中略)
最後の訪問地であるイラクで、特使はムハンマド・バフルルウルム外交部次官、ハヤン・アブドゥルガニ・アル=サワド経済副首相兼石油長官、ハイデル・マッキヤ国家投資委員会議長と面談した。
特使は、イラクが韓国第4位の原油輸出国として、韓国の経済・供給網・エネルギー安保において重要なパートナーであることを強調し、戦後の安定的な原油などエネルギー需給のための協力方案を議論した。
イラク側は、エネルギーインフラ事業など主要国策事業に成功裏に寄与してきた韓国企業の役割を評価し、優秀な技術と誠実さを備えた韓国企業がイラクへさらに活発に進出できるよう、制度的基盤と多様なインセンティブを整えることに合意した。
(後略)
――というわけで、特に成果は何もありません。
このプレスリリースは、
「外交部の今回の特使派遣は、中東戦争により被害を受けた中東国家らに韓国政府の慰労と連帯を表明し、終戦後の多様な分野における未来志向的協力方案を先制的に議論したという点で意味がある」
――と結んでいますが、「お前がそう思うんならそうなんだろう お前ん中ではな」というだけの話です。
そもそも今回の「イスラエル + アメリカ合衆国」vs イランの戦争はいまだ終わってなどいません。
戦後などいつになるか分かりませんから。
(吉田ハンチング@dcp)






