04月末まであと2日となり、四月危機が顕在化した韓国ではもうドタバタです。ここにきて韓国経済がいよいよ「ドボンかも」という予兆が見えたかもしれません。
2020年04月29日、韓国メディア『聯合ニュース』に「政府『4月の貿易収支、99カ月ぶりに赤字の可能性…一時的な現象』」という記事が出ました。
同記事の一部を引用します。
キム・ヨンボム企画財政部1次官は29日、政府、ソウル庁舎で開催された「第1次緊急経済中央対策本部(経済重大本)会議の結果をブリーフィングし、「予断を許しませんが、2012年1月以降、99カ月ぶりに4月の貿易収支が赤字となる可能性が高い」と述べた。
「4月の輸出減少幅が拡大する一方、輸入の減少幅は比較的小さい」とし「今月20日までに、貿易収支は35億ドルの赤字を見せている」と述べた。
⇒参照・引用元:『聯合ニュース』「政府『4月の貿易収支、99カ月ぶりに赤字の可能性…一時的な現象』」(原文・韓国語/筆者(バカ)意訳)
※赤アンダーライン、強調文字は筆者による(以下同)
記事内では「一時的な現象」などと取り繕っていますが、これは不吉なサインです。
2008-2009年の「韓国通貨危機」の前フリとなる時期、韓国経済に何が起こっていたでしょうか?
「貿易収支」が急減し「経常収支」が赤字化。対外債務の急増(対外借金の増加による資金流入)。外貨準備の急減などです。これらの兆候が現われたら韓国という国は危ないのです。
徐々にドボンへの道筋が整ってきているようにも見えます。
04月末の「国際収支」のデータがどのように締まるのかを見逃さないようにいたしましょう。
重要な追記
ついに韓国メディア自身に「双子の赤字」という、2008-2009年の「韓国通貨危機」前夜を彷彿(ほうふつ)とさせる言葉が登場しました。古参の韓国ウォッチャーであれば見逃せない言葉です。以下の記事にまとめましたので、もしよろしければ本記事と併せてお読みいただければ幸いです。
(柏ケミカル@dcp)