アメリカ合衆国と中国の対立が続く中、台湾の半導体ファウンドリー『TSMC』(Taiwan Semiconductor Manufacturing Companyの略:台湾積体電路製造)の評価が高まる一方です。
世界的格付け会社『ムーディーズ』は、2020年09月16日、同社の財務格付けを「Aa3」、格付け見通しを「安定的」と評価しました。これの裏付けとなっているのが、同社の2020年の収益で、成長率は「21%」、440億ドルを稼ぐと見込まれています。
合衆国市場での同社のADR(米国預託証書)も絶好調です(上掲チャート:『Investing.com』より引用)。09月15日には「6.65%」上昇しています。『ファーウェイ』との取引をいち早く遮断し、合衆国側についたことも評価されたものと考えられます。
中国と台湾のドンパチのリスクぐらいしか死角が見当たりません。それほどの好調ぶりです。
(柏ケミカル@dcp)