注目の韓国『大韓航空』の2020年の決算が出ました。『アシアナ航空』との合併が進行中ではありますが、ともあれ業績は以下のとおりとなりました。
『大韓航空』2020年
売上高:7兆4,050億ウォン(対前年比:40%減少)
営業利益:2,383億ウォン(対前年比:17%減少)
当期純利益:-2,281億ウォン
売上高:7兆4,050億ウォン(対前年比:40%減少)
営業利益:2,383億ウォン(対前年比:17%減少)
当期純利益:-2,281億ウォン
コロナ禍で売上高が40%も減る中、営業利益の減少を17%に抑えました。非常に頑張った結果といえます。また、当期純利益は残念ながらマイナスですが、前期の「当期純利益:-5,687億ウォン」と比べればはるかにましです(コロナもなかったのに前期は何をしていたんだという話ですが)。
この『大韓航空』の結果は、コロナ禍で旅客が減って回復しない中、飛行機の座席を取り払って貨物を運ぶのに注力した成果が表われたものです。
貨物売上:4兆2,507億ウォン
(対前年比:66%増加)
(対前年比:66%増加)
また、保有資産の売却を急ぎ、自助努力を行った結果でもあります。鍾路区松峴洞(ソンヒョンドン)の敷地面積「3万7,000平方メートル」の土地は、ソウル市のいじめによって売れませんでしたけれども。
『大韓航空』の健闘を素直に讃えたいところです。
ソウル市のいじめに『大韓航空』が国土部長官に陳情書を出す!
『アシアナ航空』の買収合併話で注目されている『大韓航空』ですが、例の土地売却問題でも新たな報道が出たのでご紹介します。知らない人のためにざっくり説明しますと、『大韓航空』はソウル市の鍾路区松峴洞(ソンヒョンドン)に敷地面積「3万7,000平...
(柏ケミカル@dcp)