アメリカ・トランプ大統領が「ドル高」への不満を漏らすことで、ドル安へ一瞬触れましたが、それでもドル高への方向性は変わってません。ドルの強さを示すDXYのチャートも以下のようになっています(データは2018年初来:チャートは『Tradingview.com』より引用)。
直近では「94.630」。「90」を割って低迷していた時期から考えるとずいぶん強くなりました。トランプ大統領が世界各国と対決すればするほど、お金はリスクを恐れてアメリカに集まり、ドル高が進行すると考えらます。トランプ大統領は、利上げのせいだなどとFRBを非難せず(確かにそのせいもありますが)、自分の言動を顧みるべきではないでしょうか。そういうことをしないからトランプ大統領なんでしょうけれども。
(柏ケミカル@dcp)