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韓国『ルノーサムスン』労組が事業所を占拠した!

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賃上げ交渉で経営陣労働組合がもめている韓国『ルノーサムスン』。先にご紹介したとおり、同社労働組合は、ストライキを行っていたのですが、経営側は仕事をする気のある希望者を募って事業を継続しています。

そのためなのか不明ですが、2021年05月06日、労組組合員はソウル市にある同社の道峰事業所を占拠するという行動に出ました。

実は、『ルノーサムスン』経営陣は、経営不振を理由に韓国内の一部事業所を閉鎖するつもりで、労働組合はこれに真っ向から反対。事業所閉鎖を撤回するよう要求しているのです。

しかし、この日労組が占拠した道峰事業所は、閉鎖予定のない事業所でした。しかも、働く意思があって卒していた一部社員がこの占拠・集会に巻き込まれました。

占拠を行った労働組合員は、ショウルームの前で喪服を着て「『ルノーサムスン』のサービスセンターを生かせ」と大書された旗をアピールしたとのこと。繰り返しますが、この事業所に閉鎖予定はないにもかかわらず、です。

韓国メディアの報道によると、『ルノーサムスン』労働組合は以降も同様の集会を開くとのこと。集会とは名ばかりの占拠だと思われますが、完全に逆効果ではないでしょうか。

親会社の『ルノー』が「もうやめた」と韓国離れを決断する材料になりかねませんし、また韓国民の共感もさすがに得られないと思われます。

(吉田ハンチング@dcp)

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