11月02日、GPIF(Government Pension Investment Fundの略:年金積立金管理運用独立行政法人)が平成30年度第二四半期の運用実績(速報)を公表しました。
●平成30年度第二四半期「運用実績」
国内債券 ▲3,365億円
国内株式 2兆4,230億円
外国債券 4,412億円
外国株式 2兆8,823億円
短期資産 ▲1億円
小計:5兆4,100億円
平成30年度第二四半期〆時点で運用資産額は「165兆6,104億円」。第二四半期は収益率3.33%・5兆4,100億円の利益を出したわけですが、このうち利子・配当収入は「6,093億円」とのこと。また平成13年(2001年)度から始まったGPIFの累計収益額は「71.5兆円」となりました。
GPIFは、公的年金のうち、厚生年金と国民年金の積立金の管理・運用を行う組織。そのミッションは明確で「年金積立金の運用によって少しでも多く利益を得ること」です。GPIFが利益を出せば出すほど国民の負担を軽減できます。
マスコミは、GPIFが損を出したときに「それ見たことか」と鬼の首でも取ったかのように言い立てますが、GPIFは地道に確実に結果を出し続けています。投資である以上損が出ることもありますが、しかし第二四半期も大きな利益を出しトータルでも利益を積み上げています。投資は結果が全て。GPIFはもっと注目されるべきです。
⇒データ出典:『年金積立金管理運用独立行政法人』「平成30年度第2四半期運用状況(速報)」
https://www.gpif.go.jp/operation/state/pdf/h30_q2.pdf
(柏ケミカル@dcp)