来るべきものが来たという感じでしょうか。スマートフォンの世界シェアで韓国『サムスン電子』が1位から陥落しました。
変わりに初めて世界シェアトップとなったのは中国『小米(シャオミ)』です。
以下は「『小米』初のシェアトップ」を報じた調査会社『Counter Point Research』のプレスリリースです。
2021年06月 世界市場におけるスマホシェア
『小米』:17.1%
『サムスン電子』:15.7%
『Apple(アップル)』:14.3%
上掲のとおり、『小米』のオレンジの線はぐいぐいシェアを伸ばしていることが分かります。
韓国の自動車産業は、中国市場を失ったので「東南アジアだ!」という動きに出ていますが、市場シェア下落が自動車より先に起こったスマホでは、『サムスン電子』は以下の東南アジアの国々で1位の座から転落しました。
インドネシア
マレーシア
タイ
シンガポール
香港
バングラデシュ
ネパール
マレーシア
タイ
シンガポール
香港
バングラデシュ
ネパール
また、以下の国々でも1位を奪われました。
ドイツ
フランス
オーストラリア
ウズベキスタン
ナイジェリア
ケニア
アルジェリア
エジプト
カタール
フランス
オーストラリア
ウズベキスタン
ナイジェリア
ケニア
アルジェリア
エジプト
カタール
これらの国々でシェアを奪ったのが『小米』『OPPO』などの中国企業なのです。
世界全体で見て、『サムスン電子』『小米』『Apple』の3社に限れば、まだシェアの差はそこまで大きくはありません。しばらく三つ巴の戦いは続きそうです。
しかし、『OPPO』などの中国企業もじりじりとシェアを伸ばしていますので、『サムスン電子』の地位はより危なくなっているのです。
(吉田ハンチング@dcp)