小ネタかもしれませんが、ちょっと「ほっこりする話」ですのでご紹介します。
中国外交部の報道官で、戦狼外交の担い手であった趙立堅さんが、意外なところで目撃されWeibo(微博)に写真が上がりました。
以下をご覧ください。
中国・ベトナム国境付近の広西チワン族自治区崇嵩市大新県を視察し、境界標識にペンキ塗りをしているところです。
すっかり庶民的な感じになっていますが、趙立堅さんは「国境海洋事務局」の副局長に異動しています。
↑在りし日の趙立堅報道官。このシュタッ!のポーズがトレードマーク
邪悪な笑み(失礼!)と記者を見下すような視線、シュタッというポーズで、非常にキャラの立った人でした。外交部報道官から人事異動になったときには、あまりにも惜しく、Money1でも以下の記事を上げました。
中国「シュタッのポーズ」でお馴染み趙立堅が人事異動! 強面が生きる部署に
2022年12月30日、中国外交部の部長(外務大臣に相当)が王毅さんから秦剛さんに交代しました。2023年01月09日、シュタッ!のポーズでおなみの趙立堅外交部報道官も異動となったことが分かりました。趙立堅さんは、邪悪な笑み(失礼!)と人を...
しかし、今回チベット国境でペンキを塗っている趙立堅さんは、まるで別人のように柔和な感じになっています。部署が変わって少しのんびりできているのかもしれません。
最近の中国外交部の定例ブリーフィングに添付されている写真があまり面白くありませんので、趙立堅さんにはぜひカムバックしてほしいのですが……。
(吉田ハンチング@dcp)