2024年06月10日、韓国の産業通商資源部が「140億バレルの原油・天然ガス資源」を目指して、2024年中に試掘調査を行うことを表明しました。
10日、産業通商資源部のチェ・ナムホ第2次官は、世宗庁舎でブリーフィングを開催。
↑開催されたブリーフィングで力説する産業通商資源部のチェ・ナムホ第2次官
日本海に設定した「第6-1鉱区北部」「第6-1鉱区中東部」、「第8鉱区」など3つの鉱区を再編して調査すると明らかにしました。これは油田・ガス田の候補地7カ所をより効率的に開発するための措置――とのこと。
「鉱区の再設定で海外資本の投資も期待できる」とも。
まさか、日本に「お金出せ」と言ってはこないでしょうが、外国の投資はあり得るでしょうか。
産業通商資源部の述べたところによると、『ACT-GEO』社の勧めに従い、実際に探査掘削を行います。
2024年06月末には、安徳根(アン・ドックン)産業通商資源部部長の主宰で「開発戦略会議」を開き、探査掘削の準備状況を点検。
07月には、『ACT-GEO』社の諮問を受けて探査掘削ポイントを確定し、一発目の試錐孔を掘削する作業に進む――とのこと。
2024年12月末には最初の探査掘削を開始。確保した資料を3カ月間分析する予定です。
韓国政府は「実際に掘ってみるぞ!」と覚悟を固めたようですが、問題は――野党『共に民主党』が「どうせ空振りする」と反対していることです。
韓国の国益に叶うかもしれないので「やってみればいい」のですが、こういう点が韓国の駄目なところです。
政敵の言うことには何でも反対するのです。李氏朝鮮時代から続く「声闘」の伝統ともいえます。
政府与党『国民の力』からは、「『共に民主党』が言う1人当たり25万ウォンまくお金があれば試掘坑が掘れらぁ」という声も出ており、実に傑作です。
国民に1人当たり2万5,000円なんかまいたところで、傾いた韓国経済が良くなるわけはありません。「かさっかきのしょんべんじゃあるめいし」というせりふではありませんが、しょぼしょぼやってないで夢のあるところにドンと突っ込んだ方がいいでしょう。
どうせ韓国経済はもうピークを過ぎており、ここから急速に傾いていくのです。もしかしたら出るかもしれないという案件にチップを張ってみたらいかがでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)