日本でも大人気のあまり品薄状態が続く任天堂Switch用ゲーム『あつまれ どうぶつの森』ですが、韓国でも同様の現象が起こっています。それは韓国メディアでも取り上げるほどの勢いです。
2020年04月04日『ソウル経済』に「日本不買もスキップ『どうぶつの森』…Switchがなくては生きられない」という記事が出ました。この記事内の見出しが奮っています。
「私だけSwitchがない、私だけ『どうぶつの森』に集まれない」
⇒参照・引用元(以下同):『ソウル経済』「日本不買もスキップ『どうぶつの森』…Switchがなくては生きられない」(原文・韓国語/筆者(バカ)意訳)
※赤アンダーラインは筆者による(以下同)
以下に同記事から引用します。
(前略)
心和む「ヒーリングゲーム」を標榜するどうぶつの森がコロナ19に落ち込んで苦しんでいる人々の心を射止め、日本製品の不買運動でもその人気を落とすことはできない雰囲気となっている。(中略)
先月12日に予約販売では販売のウェブサイトをダウンさせ、Switch本体とゲーム両方の「品切れ大乱」を起こした。正式発売の日、オフラインの店舗の前には「マスク大乱」を連想させる長い行列ができた。先月20日、Switch版どうぶつの森70台の限定販売された龍山アイパークモールのショップ店頭には3,000人を超える人々が集まって長蛇の列を成した。
(後略)
「品切れ大乱」はいささかオーバーかもしれませんが、それだけ人気ということなのでしょう。韓国の人は「大乱」という表現が好きですね。それはともかく、大人気ぶりが窺(うかが)えるのですが、とにかくNintendo Switchは品薄状態。
同記事によれば、
(前略)
現在、韓国に供給されているSwitchの量は事実上「0」である。韓国へのサプライを担当する中国の工場がコロナによって停止状態に入ったからだ。
ゲームの人気に中国発の需給問題まで加わり、取引価格は日増しに急騰している。数十万ウォンのプレミアムがつき、定価(36万ウォン)の二倍を超える80万ウォン台まで登場するなど、どうぶつの森は輝きを増している。
(後略)
というわけで、どうも現在Switchは韓国への供給が事実上ストップしているようです。大人気なのと「本体がない」ので「どうぶつの森に集まれない状況」に陥っているのです。
また同記事内では以下のような指摘もしています。
日本では発売3日でパッケージ(実物)版のみで188万枚が売れ、ダウンロード版と合算すれば初週250万枚以上売れたという推測もある。
任天堂としては、昨年発売2カ月を待たず1,600万枚が売れて超大当たりを記録した『ポケモンソード・シールド』と運動をゲームに取り入れて人気を呼んだ『リングフィットアドベンチャー』に続く3連続ホームランだ。
任天堂8.5世代ゲーム機であるSwitchはプレイステーション(ソニー)の牙城を超え、コンソール系で独自の領域を築いている。
日本製品の不買運動を行ってる国の人でも、その魅力には抗することができないわけです。任天堂恐るべし!
(高橋モータース@dcp)