労働節ではなく、労働節です。
2026年05月01日。
05月01日といばメーデーで「聞け万国の労働者♪」なわけですが、韓国では「노동절(労働節)」として公的に祝日に指定されました(2025年)。
1963年に「근로자의 날(勤労者の日)」として制度化されました。その後、長年「勤労者の日」という名称のままで、祝日ではあるが、一般の公休日とは別扱いでした。
2024年には関連法改正により名称が変更。
2025年05月01日から「労働節」に正式変更されて適用。法定公休日として明確化された――という経緯です。
2026年05月01日、青瓦台迎賓館で「労働節記念式」が開催され、韓国大統領に成り上がった李在明(イ・ジェミョン)さんが祝辞を述べました。

李在明(イ・ジェミョン)さんが何を述べたのか以下に引いてみます。
「親労働は反企業、親企業は反労働という古い二分法を打破する時、私たちはより良い未来へ進むことができる」
「労使が互いに尊重し対話できる共生の生態系を造成する。労働と企業、公正と革新、成長と分配が好循環する真の成長を実現する」
「私たちは今、巨大な変化のただ中に立っている。
生産性向上のためだけに労働者に一方的な犠牲を強いてはならない。国民の大多数である労働者の未来がない成長は真の成長とは言えない」
政府は、大転換の過程で働く国民一人ひとりがより安全に、より公正に、より堂々と自らの人生を築いていけるよう特別に配慮する」
「労働者が命を賭けなくてもよい国を必ず作る。安全を守ることは費用や選択ではなく、国家と企業が必ず守るべき基本的責務である点を明確にする」
「すべての労働者が労働基本権を享受できるようにする。正規職と非正規職、元請けと下請け、プラットフォーム労働者とフリーランサーに至るまで、働く人であれば誰でも公正な待遇を受け、保護の死角が生じないよう特別に配慮する」
「雇用形態や働き方が異なるという理由で権利の大きさが変わってはならない」
李在明(イ・ジェミョン)さんは「少年工」であった過去を持ち、これが労働者の味方であることの証左としています。
自分の過去と絡めて、
「(少年工時代には)早朝に起きて仕事場に向かい、夜遅く、時には夜明けになってようやく油にまみれた手で一日を終えたりした。
大変でなかったと言えば嘘になる。
しかし働いて流した汗で家族を守ることができたことは、私にとって大きな慰めであり、今の私を作った力だった。
だからこそ『勤労者の日』ではなく『労働節』という本来の名称を取り戻した今日が一層特別に感じられる。
少年工出身の大韓民国大統領として重い使命感をもって労働者の皆さんの声に応える」
――と述べました。
この日の行事には『韓国労総』と『民主労総』(全国民主労働組合総連盟)、『韓国経営者総協会』のソン・ギョンシク会長などが出席しました。

あの『民主労総』の委員長が政府行事「労働節記念式」に出席したのは初めてのことです。だから何だと言われると困るのですが、李在明(イ・ジェミョン)さん側には「お前達の味方だぜぇ」とアピールできる意味があります。

↑お子さんを授かったときの若き李在明(イ・ジェミョン)さん。
(吉田ハンチング@dcp)





