最初に小ネタであることをお断りして始めさせていただきます。誠に申し訳ありません。
取り組みとしては極めてまっとうなのですが、なぜかイヤな予感がするという話です。「P2G」(Power to Gas)という技術があります。エネルギーを水素の形でためておこう、というものです。
例えば、太陽光発電や風力発電では、天気・風によって発電量が変化します。カンカン照り、風がビュービュー吹いたりすると発電量は大きくなり、曇天続きや無風ではパタリと発電量は小さくななります。このような振幅があっては困るので、発電量が過剰なときにその電力を使って、水の電気分解を行い、水素の形でエネルギーを貯蔵しておこうというわけです。
来たるべき水素社会におけるキーテクノロジーとしてこのP2Gも注目されているわけですが、韓国内でも進めようという話があります。
『韓国水力原子力発電』の研究所が、原子力発電所で水素を作ろうとしている
とのことです。
繰り返しますが、取り組みとしてはまっとうです。
しかし、そもそも「爆発」「火事」がお家芸とされる韓国において、原子力発電所で水素を作ろうという話です。誠に申し訳ないのですが、くれぐれも事故など起こさぬようにしていただきたいものです。
⇒参照:『Business Korea』「KEPCO to Develop Technology to Produce Hydrogen at Nuclear Power Plants」
(吉田ハンチング@dcp)