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「ホットマネー」とは? お金は利益を求め、リスクを避ける

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投資関連のニュースに「ホットマネー」という言葉が登場することがあります。あまりいい言葉とはいえないのですが意味をご存じでしょうか?

一般的に「ホットマネー(hot money)」とは、世界の金融市場を移動する短期資金のことを指します。「投機的短期資本」と呼ばれることもあり、大きな利益・小さなリスクを求めて世界の市場をうろうろする資金です。小さなリスクを求めると、その国の市場から逃げ出すこと(資本逃避)もあるので「逃避資本」と呼ぶこともあります。

お金を動かしている人からすれば「大きな利益・小さなリスク」を追求するのは当然のことなのですが、みんなが同じ方向を向いていると、そのお金の総額は莫大なものになり、一気に巨額の資金が移動して市場に甚大な影響を与えることがあるのです。

たとえば、新興国市場の危うさについて警鐘を鳴らした最近のロイターの記事(本記事末のURLを参照)でも、

「しかも、最近の新興国に対する資金は、若干「ホットマネー」化してきている。アルゼンチン、トルコ、フィリピンなど多くの新興国で、対外債務全体に占める短期債務の割合が増加している。これらは、1年以内に期限が到来し、その時点の情勢次第で直ちに流出してしまいかねない、いわば「あてにならない資金」である」

と、新興国に流れる資金が「ホットマネーになっている」と指摘しています。儲かりそうだからと短期債務として新興国に流入し(貸し付けられ)、利益をあげたらすぐに(この記事では1年以内に)去っていってしまう資金が増えているというのです。ですから、確かに上記で挙げたホットマネーの定義に当てはまりますね。

貿易戦争の行方がどうなるか分かりませんので、新興国、また中国からの資本の逃避はすでに始まっています。これが加速すると、ドボンになる国がドミノ倒しで出てきそうですね。

⇒引用元:『ロイター』「『一触即発』の新興国市場、鍵握る邦銀マネー」
https://jp.reuters.com/article/column-forexforum-nana-otsuki-idJPKBN1JS0YK

(柏ケミカル@dcp)

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