韓国最大野党『共に民主党』の李在明(イ・ジェミョン)党首が往生際悪くジタバタしているのは、先にご紹介したとおりです。
08月の臨時国会の会期中に李在明(イ・ジェミョン)さんの逮捕同意案を国会に提出するのでは――という観測が出たとたん、「投票は記名にしよう」「国会で記名投票に変更する法律を通そう」などと言い出しました。
『共に民主党』内の非李在明(イ・ジェミョン)派閥からは「誰が逮捕に賛成したのかを把握して、その議員を締め上げるつもりだ」という推測が出ています。
恐らくそのとおりでしょう。
党首の権限を使って議員を脅すつもり
締め上げる手としては、党首が握っている「公認権」を盾に取るものと考えられます。総選挙が迫っていますので、『共に民主党』から立候補したいのであれば、李在明(イ・ジェミョン)党首の機嫌を損ねるわけにはいかないというわけです。
また、よしんば記名投票にできなくても、「分かってるよね」という圧力になります。
そもそも「不逮捕特権を放棄する」と自ら宣言したくせに、実際に身が危なくなってきたらこの始末です。
こんな卑劣な輩を党首に選んだので自業自得といえますが、嘲笑されても仕方がない情けない状況なっています。左派・進歩系というのはろくでもない人物ばかりです。
『共に民主党』の体たらくを見て、韓国の若大将こと韓東勳(ハン・ドンフン)法務部長官が辛辣な意見を述べました。
「不逮捕特権を放棄したくないなら、そう言え」
2023年07月26日、韓東勳(ハン・ドンフン)長官は、国会で開かれる法制司法委員会全体会議に出席する前に取材陣の質問に答えました。
李在明(イ・ジェミョン)党首の「国会での投票は記名にすべき」へのコメントを求められ、韓東勳(ハン・ドンフン)長官は以下のように述べました。
↑やっぱり山崎邦正(現・月亭方正)さんに似ている韓東勳(ハン・ドンフン)長官。「もし本人に対する逮捕同意案が上程されたら、可決させるのか、否決させるのか、単純なことなのに多言に過ぎる」
「不逮捕特権を放棄したくないなら、しないと言えばいい」
李在明(イ・ジェミョン)党首に対して、「不逮捕特権を手放したくないんだろう? 本当のこと言えよ」とずばり核心を突きました。
左派・進歩系の輩議員はポピュリストばかり。中でも李在明(イ・ジェミョン)さんは、歓心を買えることなら平気でウソを言う真性のポピュリストです。「ウォンが基軸通貨になる」などと言って、識者から失笑を買うような人なのです。
国民が「議員の不逮捕特権はいかがなものか」という論調に阿って「不逮捕特権を放棄します」と言っただけです。実際には手放す気などありません。議員に圧力をかけてなんとか手放さないで済む(逮捕されないで済む)ように、最後までジタバタするでしょう。
ここまで見苦しく恥ずかしい議員が韓国以外であり得るでしょうか。
それにしても韓東勳(ハン・ドンフン)長官の発言は見事です。これでまた韓東勳(ハン・ドンフン)長官の好感度が上がるでしょう。
(吉田ハンチング@dcp)