安値トレンドがどこまで続くのかに注目が集まっている韓国通貨「ウォン」。2020年02月18日(火)が(ほぼほぼ)締まりまして、ドルウォンチャートは以下のようになりました(チャートは『Investing.com』より引用)。
先の記事でもご紹介したとおりテッペンは「1ドル=1,192.07ウォン」でしたが、さすがに戻されておよそ「1ドル=1,190.50ウォン」までウォン高方向へ戻しました。以下は、ローソク足1本が1分間の値動きを示す「1分足」で18日の全体像を見たものです。
赤い点線を引いてあるのはテッペンの「1ドル=1,192.07ウォン」です。18日はとにかくチャートで上(ウォン安方向)へ向かう力が強く、油断するとポンと値が上がるというような展開でした。下掲はテッペンをつけた時間帯の1分足です。
テッペンを付けた足が長い陰線になっているのがお分かりいただけるでしょうか? つまりスポンと上へ抜けて天井を付け、慌てたようにスグに値が引き下げられるというプライスアクションのローソク足です。18日は、このようなちょっと気を抜くと「上へ」の動きが現れるという、見ている方も楽しめる日だったのです。
19日(水)が開場します。02月第3週、3日目です。恐らく、まずはこのウォン安進行への戻しが入るでしょう。
また随時、記事を制作しプライスアクションについてご紹介いたします。
追記
2020年02月19日(水)が開場しましたので、初動の動きを以下の記事にまとめました。なんとウォン安がさらに進行する展開となっています。本記事の続きになりますので、併せてお読みいただければ幸いです。
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(柏ケミカル@dcp)
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