韓国は自殺が多い国として知られています※。特に高齢者の自殺率では、韓国大統領に成りおおせたい李在明(イ・ジェミョン)さんが指摘するほどです。
※OECDの中で高齢者の自殺率が一番高い。
なぜ韓国では高齢者の自殺者が多いのでしょうか。その要因について2025年に興味深い論文が出ています(著者:Eun-Young Park、Seung-Yi Choi、Jung-Hee Kim/『全州大学』教育学部、『韓国カトリック大学』看護学部)。
この論文は、韓国の高齢者では「心理状態(抑うつ・自尊感情・生活満足度)」が、自殺したいという考えに強く関係しているという点を指摘しています。
この論文によれば、
有意だった要因
・年齢(特に80歳以上)
・抑うつ(強いほどリスク上昇)
・自尊感情(低いほどリスク上昇)
・生活満足度(低いほどリスク上昇)
有意でなかった要因
・性別
・所得
・健康状態
※単純分析では有意、多変量の回帰分析では非有意となっている。
――となっています。つまり主張としては、「経済や健康よりも、心理的要因の方が効いている」ということになります。
この論文の核心はここです。
自殺予防には「お金や医療」だけでは足りず、心理・社会的ケアが重要ということです。
さらに一歩踏み込むなら――韓国は高齢化が速く、家族支援が弱体化している。だから「孤立」と「心理的崩れ」がリスクを押し上げている――という構図を示す論文です。
(吉田ハンチング@dcp)





