注目のWTO(World Trade Organizationの略:世界貿易機関)事務局選挙。先にご紹介したとおり、ナイジェリアのヌゴジ・オコンジョイウェアラ候補が圧倒的優勢であることが明らかになっていますが、新しい事務局長とは決しませんでした。
ジュネーブ時間午後03時、加盟国全体を招集した会議で評価結果が告げられ、オコンジョイウェアラ候補を新事務局長に推薦されました。しかし、事務局長は全会一致で選ばれることになっています。
そのため、これから意見統一のための調整が行われ、
11月09日に開催される一般理事会で時期WTO事務局長が選任される
というスケジュールになります。つまり、これは11月03日のアメリカ合衆国大統領選挙の後です。
また、『Reuters』の報道によれば、合衆国は「オコンジョイウェアラ候補を支持しない」と明らかにしたとのこと。ややこしい事態になってきましたが、韓国の兪明希(ユ・ミョンヒ)候補は、首の皮一枚残した形となりました。
巻き返し、逆転はできるでしょうか?
(吉田ハンチング@dcp)