「中国は国家独占資本主義」という批判があり、これがよほど腹に据えかねたらしく、銀行保険監督管理委員会主席の郭樹淸さんがこの件について反論を行ないました。
以下が郭主席の「アジア金融フォーラム」における発言です。
「過去10年間の世界経済の成長に対する中国の寄与度は平均30%に達するのに、国際社会には依然として中国経済に対する否定的な世論が存在する」
「20年前には中国は市場経済ではない、過渡期であると語ったが、最近では国家独占資本主義と非難する」
「中国には強力な国有経済部門があり、国家の産業政策が市場を歪めているというものだが、これは非常に大きな誤解だ」
「中国の民営経済は経済全体の60%を占めている。国家による独占と国有企業の保護が存在するなら、このようなことがどのようにして可能だろうか」と
民間経済が「60%」ということは、国有経済が4割をも占めている――ということのはずですが、その異常性については気にならないようです。
「お前がそう思うんならそうなんだろう お前ん中ではな」(『少女ファイト』日本橋ヨヲコ)というセリフはこういうときに使うべきなのでしょう。
(吉田ハンチング@dcp)