2022年には中国・北京で冬季オリンピック大会が開催される予定です。しかし、イギリス、アメリカ合衆国など自由主義陣営では一部議員から「北京五輪をボイコットすべきだ」という声が上がっています。
中国共産党はこれが非常に気に入らないようで、御用新聞の『環球時報』に社説が出たのですが、「もし北京五輪をボイコットなんかしやがったら制裁を加えてやる」という脅迫する内容です。
以下に一部を引用します。
02月03日、アメリカ合衆国上院議員数名が『国際オリンピック委員会』(略称:IOC)に2022年冬季オリンピックの開催地の変更を要求する提案をした。
その後、2人のイギリス国会議員が06日、再び北京冬季オリンピックのボイコットを提案した。
(中略)
中国はスポーツ大国であり経済大国でもあり、その政治的影響力は日々高まってる。
過激派勢力に魅了されて北京冬季オリンピックをボイコットするための実際の行動をとる国があれば、北京は激しく報復するだろう。
北京に資源と報復の手段が不足していないことは間違いない。
(後略)⇒参照・引用元:『環球時報』「社评:煽动“抵制冬奥会”的势力决不会得逞」
これが脅迫でなくてなんでしょうか。中国共産党のための観測気球を上げるのが『環球時報』の仕事ですから、この社説で自由主義陣営の反応を見ていると思われますが、以下のようにも書いています。
(前略)
これは、北京冬季オリンピックを取り巻く真の課題です。
これは、北京冬季オリンピックを取り巻く真の課題です。
北京冬季オリンピックをボイコットしようとする扇動は邪悪な傾向であり、世界はそれを軽蔑すべきです。
(後略)
中国共産党が香港などで行っていることこそ「邪悪」であり「軽蔑されるべき」なのではないでしょうか?
(吉田ハンチング@dcp)