トランプ師匠は「選挙モード」と考えるべき

アメリカ合衆国・トランプ大統領はG20における中国・習近平国家主席との会談において「貿易協議を継続すること」に合意し、メディアではこれを「休戦合意」と表現しています。あらかじめ予想されていたとおりの結論が公式に表明されただけで、これは貿易戦争新冷戦の停止を意味しません。

トランプ大統領は再選に向けての「選挙モード」に入っただけと考えるべきでしょう。トランプ大統領が現在優先度を最も高く置いているのは「いかに再選を果たすか」「再選のための支持率を上げるか」なのです。

それは、日本・安倍首相、インド・モディ首相との会談の冒頭でいきなり二人の選挙の勝利について讃えたことでも窺(うかが)えます。また28日には以下のようなtweetを行っているのです。

54% in Poll! I would be at 75% (with our great economy, maybe the best ever) if not for the Phony Witch Hunt and the Fake News Media!

(世論調査の結果)54%の支持率だよ! もしインチキな魔女狩りとフェイクニュースがなければ(過去最高の素晴らしい経済状況からいっても)私の支持率は75%になっていたはずだ!

⇒引用元:Twitter『Donald J.Trump』2019年06月28日-15:41
https://twitter.com/realDonaldTrump/status/1144737559786020864

このtweetはラスムセンの世論調査を踏まえての発言です。他の世論調査ではトランプ大統領の支持率は42-43%といったところですが、50%を超えた結果となったのがよほどうれしかったのでしょう。42-43%でも、実はオバマ大統領が再選を目指していたときの数字とほぼ変わりません。この先トランプ大統領は、再選を目指しての言動が目立つことになりそうです。

(柏ケミカル@dcp)