中国の空母「遼寧」と他5隻の艦艇が日本近海を航行したとのことで、日本でも大きく報道されました。パワープロジェクションの一環でしょうが、ご苦労なことです。
04月04日に沖縄本島と宮古島の間を通って西太平洋に出て、台湾周辺海域で軍事演習を行ったようなのですが……日本ではあまり紹介されていませんが、中国語メディア・ネットではこの空母が立ち往生したのではないか、という話が出ていたのです。
以下のような具合です。
(前略)
自由亚洲电台(RFA)16日报导,在网路上流传的卫星照片指称,辽宁号等舰艇12日在海南岛东方外海,距离三亚港约290公里处,原地停留近一整天,引发好奇。 “亚太防务”杂志总编辑郑继文向RFA表示,此举并不寻常,但不论是机械故障,还是定点停靠,抑或采取低速前进,均为外界臆测,并无证据可佐证,也无法证明中国调派拖驳船或相关辅助舰前往配合行动,因此,“虽然普遍认为某种故障是它停泊的原因,但目前没有更明确讯息支援这种说法。”
自由亚洲电台(RFA)16日报导,在网路上流传的卫星照片指称,辽宁号等舰艇12日在海南岛东方外海,距离三亚港约290公里处,原地停留近一整天,引发好奇。 “亚太防务”杂志总编辑郑继文向RFA表示,此举并不寻常,但不论是机械故障,还是定点停靠,抑或采取低速前进,均为外界臆测,并无证据可佐证,也无法证明中国调派拖驳船或相关辅助舰前往配合行动,因此,“虽然普遍认为某种故障是它停泊的原因,但目前没有更明确讯息支援这种说法。”
『ラジオ・フリー・アジア』(RFA)が16日に報じたところによると、インターネット上で出回っている衛星写真では、三亜港から約290キロ離れた海南島沖で12日、遼寧などの船舶がほぼ丸1日その場に留まっていたとされ、好奇心をかき立てている。
『アジア・パシフィック・ディフェンス』誌の編集長、郑继文は『RFA』に対し、この動きは異常だが、故障なのか、予定された停止なのか、あるいは低速での前進なのか、すべて推測であり、それを裏付ける証拠はなく、中国がこの作戦に合わせてタグボートや関連する支援船を配備したという証拠もないと語った。
(後略)
なので、ネットでは「『遼寧』はどうなったんだ?」と議論が起こった次第です。また、もともとは「ロシアが廃棄する予定だったものを再建したので壊れたんじゃないの」といった解説も登場し、侃々諤々となったのです。
日米が空母の動きを監視していたことは、合衆国海軍の公表した写真で分かっていますので、もし本当に壊れて動けなかったのなら、それも日米に見られていたのではないでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)