韓国検察の調査で、文在寅政権が北朝鮮に原子力発電所を建設しようとしていた、ことを示唆する文書が発掘され、大変な騒ぎとなっています。韓国野党からは「利敵行為だ」という非難が上がっています。
どっちにしろダブルスタンダードのいい加減
利敵行為も何も、自身では「脱原発」「クリーンエネルギー政策」を唱えながら、一方で北朝鮮に原発を建設しようというのですから、もし事実なら完全にダブルスタンダードのうそつきです。
もちろん、UAEでの原発建設は推進していますので、「よその国になら原発を造ってもいい」という態度は元からですが。
しかし、それならそれで、「統一朝鮮」をお題目にしている文政権ですから「北朝鮮はよその国」と考えているわけで、やはり言行不一致ということになります。
「利敵行為」に激怒した!とのこと
野党からの「利敵行為」という指摘に文大統領が激怒している――と韓国メディアでは報じられています。また、本日、2021年02月01日、文大統領取材の会議が行われるのですが、そこで今回の「原発文書」についての立場表明がされるかどうか、が注目されています。
一部では「文大統領は金正恩紙との会談を行ったときに秘かに原発の資料が入ったUSBを手渡した」などというウワサまで流れていますが、前大統領府秘書官は01月31日、自身のFacebookでこれを否定しました。
この「原発文書」がどのような事態に発展するのか要注目となっています。政権の行く末によって経済にも大きな影響を与えるものと考えられます。
(吉田ハンチング@dcp)