韓国政府が歯向かう(大統領に成り上がった李在明(イ・ジェミョン)を罪に落とそうとする)検事の口を塞ぐ――という事案が起こっています。

先に少しだけご紹介しましたが、韓国では現在、大統領に成り上がった李在明(イ・ジェミョン)さんが大統領を退任した後、監獄に行かなくて済むように、現在抱えている5つの裁判を取り消そうとしています。

これに正面切って反対の意思を示していたのが、朴庠勇(パク・サンヨン)検事です(上掲写真)。
この人は、『SBW』(サンバンウル)の対北朝鮮違法送金事件を担当した人で、早い話が李在明(イ・ジェミョン)の疑惑に直接関係しており、パク・サンヨン検事に頑張られると困るわけです。
かつての尹錫悦(ユン・ソギョル)検察総長と同じく硬骨漢で、大統領だろうが何だろうが、法の下に平等に裁かれろ――という姿勢なわけです。
しかし、韓国大統領に成り上がった李在明(イ・ジェミョン)さん、また李在明(イ・ジェミョン)さんが組織した政府にとっては邪魔者です。
2026年05月29日、この朴庠勇(パク・サンヨン)検事を職務停止(無期限)としました。明らかなな邪魔者の排除であり、「李在明(イ・ジェミョン)の裁判を無効にする」という政治的な意図によるパージです。
少し長くなりますが、ここまでの経緯を時系列で整理すると以下のようになります。
朴庠勇(パク・サンヨン)検事が『SBW』(サンバンウル)対北送金事件の捜査過程で、李華泳(イ・ファヨン)元京畿道平和副知事らに対し、検察庁内で酒や食べ物を出して供述を誘導した――という、いわゆる「サーモン・酒席」疑惑が後に問題化します。
報道では、検察庁舎に酒が持ち込まれたという趣旨の監察結果が出たとされています。
2024年04月
李華泳(イ・ファヨン)さんが裁判で、検察が李在明(イ・ジェミョン)氏に不利な供述を引き出すため、検察庁内で酒や食べ物を出したと主張し、疑惑が大きくなります。
2025年09月頃
法務部が「2023年5月17日の“サーモン・酒席”の状況があった」とする独自調査結果をもとに、ソウル高検の人権侵害点検TFに監察を指示したと報じられています。
2026年01月
ソウル高検TFが朴庠勇(パク・サンヨン)検事を参考人として複数回調査します。パク検事側は、TFの調査方法や結論に反発しています。
2026年04月02日
法務部は、懲戒時効が完成する前に調査を終え、必要な措置を取ると公表します。報道では、疑惑の核心は「2023年5月に李華泳(イ・ファヨン)さんの供述を回유したかどうか」と説明されています。
2026年04月06日
法務部が朴庠勇(パク・サンヨン)の職務を停止します。
理由は、職務上の義務違反、捜査の公正性に疑いを抱かせる言動などについて監察中で、職務遂行が著しく不適切と判断したためです。これはク・ジャヒョン検察総長職務代行の要請を受けた措置でした。
2026年04月14日
朴庠勇(パク・サンヨン)検事は国会の「尹錫悦政権政治検察捏造起訴疑惑事件真相究明」国政調査特別委員会に出席しますが、証人宣誓を拒否し、退場させられます。
これも後に、政治的中立義務違反の疑いとして別途監察対象になります。
2026年05月05日頃
ソウル高検TFが、「検察庁内に酒が持ち込まれた」という趣旨の監察結果を大検察庁に報告したと報じられます。
2026年05月07日
当時の『SBW』(サンバンウル)対北送金事件の捜査チームは、朴庠勇(パク・サンヨン)検事への懲戒は「公訴取り消しの名分作り」だとして反発し、手続き中止を求めます。つまり検察内部・保守側からは「政治的報復」だという見方が出ています。
2026年05月11〜12日
大検察庁の監察委員会を経て、大検は朴庠勇(パク・サンヨン)検事に対する停職2カ月の懲戒を法務部に請求します。
大検は、朴庠勇(パク・サンヨン)検事が不当に弁護人を通じて自白を求めたこと、収容者を召喚調査しながら捜査過程確認書を作成しなかったこと、食べ物や接見上の便宜を正当な理由なく提供したことなどを非違事実として挙げています。
2026年05月15日
鄭成浩(チョン・ソンホ)法務部長官は、停職2か月で済ませるかどうかについて「争う余地がある」とし、法務部の監察官室や仁川地検の監察も合わせて見て、国民の目線に合うよう処分すると述べます。ここで、より重い処分の可能性が浮上します。
2026年05月29日
法務部は、もともと2026年6月5日までだった朴庠勇(パク・サンヨン)検事の職務停止を、06月06日から「別途発令時まで」延長します。
これにより、職務停止は事実上無期限になりました。
上記のような経緯を経たわけですが、何が起こっているのかを整理します。
パク・サンヨン検事には、現在大きく二つの問題が重なっています。
第1は、『SBW』(サンバンウル)対北送金事件の捜査過程で、供述を不当に誘導したのではないかという疑惑です。これはMoney1でも先にご紹介した『SBW』(サンバンウル)の対北朝鮮違法送金事件です。
本件について、パク検事が(具体的には)弁護人を通じて自白を求めた、捜査過程確認書を作成しなかった、外部飲食物や接見上の便宜を提供した、という点が大検の懲戒請求の理由です。
第2は、国会国政調査での証人宣誓拒否や、『国民の力』主催の討論会出席などが、現職検事の政治的中立義務に反するのではないかという別件監察です。
法務部長官はこれも一緒に見る考えを示しています。
したがって現状は、単なる「停職2カ月」の懲戒で終わるか、法務部が追加監察を踏まえて免職・解任など、より重い懲戒に進むかが焦点です。
一方で、過去の捜査チーム側は、これを「公訴取り消しや特検推進のための政治的名分作り」と見て強く反発しています。
李在明(イ・ジェミョン)とその愉快な仲間たちは、李在明(イ・ジェミョン)が監獄に行かなくて済むように「5つの裁判全てを無効」にしようとしています。
そのためには朴庠勇(パク・サンヨン)さんの口を塞ぐことが必要で、職務停止にしたのです。
韓国に法の下の平等はありません。
韓国は李在明(イ・ジェミョン)には歯向かえない国になりました。李在明(イ・ジェミョン)は法の上にある存在です。中国の習近平と同じです。
(吉田ハンチング@dcp)






