韓国「前サッカー代表監督・洪明甫」批判と特別監査に耐えかねて国外脱出。

広告
おススメ記事

「FIFA中南米ワールドカップ 2026」で韓国はグループリーグを突破できず、先にご紹介したとおり、大統領になりおおせた李在明(イ・ジェミョン)さんも洪明甫(ホン・ミョンボ)さんのことを「無能」と断じました。

李在明(イ・ジェミョン)さんの発言は極めて政治的な発言であって、ひどいものです。国民の「32強に進出できなくて残念」という感情に乗じ、明らかに自身への支持を集めるためのものに他なりません。

国民の気持ちを代弁する、オレ李在明(イ・ジェミョン)

――というわけです。よくまあこんないい加減な人物を大統領に選んだものですが、ある意味、韓国にふさわしいともいえます。他罰主義の本領発揮ともいえるからです。

2026年06月28日、洪明甫(ホン・ミョンボ)さんは監督を辞することを表明。用意した文書を棒読みする記者会見でした。

06月30日、洪明甫(ホン・ミョンボ)さんはチームに帯同して帰国。

韓国代表チームが帰国した際の様子が日本でも報じられましたが、監督を務めた洪明甫(ホン・ミョンボ)さんへの怒号が飛び交うひどいものでした。

↑YouTube『TBS NEWS DIG』チャンネル「サッカーW杯敗退の韓国代表“怒号の帰国” 監督は辞任…政府が異例の「特別監査」へ」

上掲の『TBS』の動画でも触れられていますが、洪明甫(ホン・ミョンボ)さんへの「特別監査」なるものが開始されました。

これは2024年に提起された「疑惑」を巡る特別監査です。

サッカー韓国代表監督の選任をめぐる疑惑について告発された事件で、捜査に当たったソウル鍾路警察署が、本件をソウル警察庁広域捜査団へ移管しました。

なぜ2年もたってから、本件が本格的に動き始めたかというと、先にご紹介したとおり、李在明(イ・ジェミョン)大統領が「組織と人事の失敗」と公然と批判した――からです。

【W杯グループリーグ敗退】韓国・李在明大統領「呆れ果てた」「無能な人物を指揮官に選んだ結果だ」⇒ これが大統領の言葉なのか?
2026年06月28日、「FIFA 中南米ワールドカップ2026」において韓国の「グループリーグ突破ならず」が確定しました。先にご紹介したとおり、A組に入った韓国は「蜜の組でグループリーグ突破は確実」なとと喜んでいたのですが、南アフリカに負...

つまり、これは完全に政治捜査であって、李在明(イ・ジェミョン)の意向を汲んだ(あるいは李在明におもねった)動きです。

韓国の司法はすでにこのように成り果てているのです。三権分立などあったものではなく、大統領の意向でいくらでも罪人をつくれます。

こんな国にはいられない――と洪明甫(ホン・ミョンボ)さんが考えるのは当然です。


↑2026年07月02日、洪明甫(ホン・ミョンボ)さんは韓国を離れました。

07月02日、洪明甫(ホン・ミョンボ)さんは仁川国際空港からアメリカ合衆国ロサンゼルスへ出国しました。

洪明甫(ホン・ミョンボ)疑惑とは何か?

一応、以下に洪明甫(ホン・ミョンボ)さんの疑惑とはどのようなものであったのかを時系列でまとめておきます。時間のあるときにでも眺めてみてください。

「疑惑」の中身は――、

洪明甫(ホン・ミョンボ)監督が「公正な選考手続き」を経ず、鄭夢奎(チョン・モンギュ)『大韓サッカー協会』会長ら協会上層部の意向で事実上内定・選任されたのではないか

――というものです。

またこの鄭夢奎(チョン・モンギュ)というオッサンがゴリンガンな人物で、ある種札付きです。

刑事告発では、これが業務妨害・職権乱用・業務上背任などに当たるかが争点になっています。

警察側は、単なる手続き違反を超えて「故意」「強制性」「協会への財産的損害」などが立証できるかを見る必要がある、と報じられています。

2024年02月
ユルゲン・クリンスマン前監督解任後、韓国代表監督選びのため大韓サッカー協会の国家代表戦力強化委員会が稼働。鄭海成(チョン・ヘソン)委員長が選考を主導しました。

2024年06月27〜28日ごろ
鄭海成(チョン・ヘソン)委員長が洪明甫(ホン・ミョンボ)を1位候補として鄭夢奎(チョン・モンギュ)会長に報告した後、辞意を表明。協会は李任生(イ・イムセン)技術総括理事を中心に後続手続きを進めることにしました。

2024年07月05日
李林生(イ・イムセン)技術総括理事が洪明甫(ホン・ミョンボ)と面談。

ただし文化体育観光部の監査では、この面談は事前質問紙も参観人もなく、深夜に自宅近くで行われ、面接中に監督就任を要請するなど、他候補との面談とは異なる「不透明・不公正」なものだったと指摘されました。

2024年07月06〜08日
洪明甫(ホン・ミョンボ)が就任受諾の意思を示し、協会側が年俸など契約条件を協議。7月8日に李林生(イ・イムセン)が記者会見で洪明甫(ホン・ミョンボ)内定を発表しました。

2024年07月10〜12日、15日
協会理事会は書面決議で選任案を処理し、7月15日に契約を締結。文化体育観光部は、内定発表後の理事会手続きは「形式的」だったと見ました。

2024年07月
市民団体などが、鄭夢奎(チョン・モンギュ)会長ら協会関係者を告発。告発内容は、洪明甫(ホン・ミョンボ)選任への不当介入、内部規定無視、年俸決定をめぐる問題などで、計8件がソウル鍾路警察署に配分されました。

2024年07月29日以降
文化体育観光部が大韓サッカー協会への特定監査を開始。対象には、クリンスマンおよび洪明甫(ホン・ミョンボ)両監督の選任過程、協会運営、補助金問題などが含まれました。

2024年10月02日
文化体育観光部が中間監査結果を発表。洪明甫(ホン・ミョンボ)選任について、規定上権限のない李林生(イ・イムセン)技術総括理事が最終候補を推薦し、面接も不透明・不公正、理事会手続きも実質を欠いたと指摘しました。

2024年11月05日
文化体育観光部が最終監査結果を発表。鄭夢奎(チョン・モンギュ)会長、金正培(キム・ジョンベ)常勤副会長、李林生(イ・イムセン)技術総括理事らに資格停止以上の重懲戒が必要と結論づけ、洪明甫(ホン・ミョンボ)選任については「手続き上の瑕疵を治癒する方法」を講じるよう協会に求めました。

2026年04月23日
協会が文化体育観光部の措置要求を争った行政訴訟で、ソウル行政法院は協会敗訴の判決。報道によれば、裁判所は「権限のない技術理事が監督を推薦し、理事会でも十分な情報提供や討議がなかった」と判断しました。

2026年06月末〜07月初め
韓国代表が北中米ワールドカップで32強進出に失敗し、洪明甫(ホン・ミョンボ)が辞意を表明。その後、ソウル鍾路警察署で約2年続いていた関連告発事件が、ソウル警察庁広域捜査団金融犯罪捜査隊へ移送されました。警察は「事案の重要性」を理由にしています。

要するに、政府監査では「手続き違反・不公正」はかなり具体的に認定済みです。

ただし刑事事件としては、そこからさらに、鄭夢奎(チョン・モンギュ)らが違法に圧力をかけたのか、協会業務を妨害したのか、財産的損害を生じさせたのかが立証対象になります。

日本でも李在明(イ・ジェミョン)さんの大統領としての発言に「おかしいんじゃないか」と批判の声が起こっていますが、当然でしょう。

次期韓国サッカー代表監督が誰になるのかまったく分かりませんが、「相当揉めるだろう」ことだけは確かです。

(吉田ハンチング@dcp)

広告
タイトルとURLをコピーしました