追記・再修正
本記事内で引いた『聯合ニュースTV』の「上限1.7兆ウォン」は、『産業銀行』と『輸出入銀行』が用意した支援パッケージの総額「1兆6,100億ウォン」のことを指していました。
いったん「1.2兆ウォン」と修正しましたが、これは「資産担保証券の7,000億ウォン」「運営資金:2,000億ウォン」「永久債の買取:3,000億ウォン」の合計のみです。これに「社債の借り換え4,100億ウォン」を入れて総額「1兆6,100億ウォン」になります。
この詳細については以下の記事を参照してください(改題・修正いたしました)。
ややこしいので本記事は元の形に戻しました。
↓以下は修正前の元記事です。
<<修正前の【速報】元記事 ここから>>
04月末日が近付き、四月危機に対処すべく韓国政府の動きも慌ただしくなってきました。
先にご紹介したとおり(上掲の記事)、韓国の文在寅大統領は総額85兆ウォンの支援で韓国の産業を支えると言い切りました。
この一環として、韓国のフラッグ・キャリア※である『大韓航空』に「最大1.71.2兆ウォン」を突っ込む決定をしたとのこと。先にMoney1でもご紹介した『アシアナ航空』への追加支援と同額です。
『聯合ニュースTV』の2020年04月24日の記事「国策銀行、大韓航空に1.7兆新規融資サポート」から以下に引用します。
『産業銀行』と『輸出入銀行』は、コロナ19事態の直撃を受けた『大韓航空』に最大1兆7,000億ウォン規模の新規融資をサポートします。
産業銀行は今日(24日)、このような内容の『大韓航空』などの航空会社支援策を発表する予定です。
政府は22日、40兆ウォン規模の基幹産業安定基金の造成対策を打ち出しましたが、関連法の国会通過に時間がかかる点を考慮し、国策銀行を通じて優先して緊急支援に乗り出すことにしたのです。
※赤アンダーライン、強調文字は筆者による(以下同)
『アシアナ航空』にはすでに(2019年の分も含めて)3.3兆ウォンの支援、『大韓航空』に今回の1.7兆ウォン。韓国政府の航空会社を救おうという本気度は伝わってきますが、底なし沼に足を取られた感がなきにしもあらずです。
<<修正前の【速報】元記事 ここまで>>
(柏ケミカル@dcp)