韓国戦車「10両に2両」は照準器が壊れてる!しかも修理できない

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最初に小ネタであることをお断りして始めさせていただきます。誠に申し訳ありません。

韓国メディア『毎日経済』によれば、韓国陸軍の主力戦車『K1E1』の「10両に2両」は砲手照準器が動作しない、とのこと。


↑『K1E1』。『HYUNDAI ROTEM』の説明によれば「『K1E1戦車』は『K1戦車』と指揮統制システム・敵味方識別装置が共通で、後方監視カメラとナビゲーション装置、操縦手夜間ペリスコープが追加された車両」とのこと。PHOTO(C)HYUNDAI ROTEM

大丈夫なの?」と思わされる大変面白い話ですので、同記事から一部を引用します。

(前略)
08日、『国民の力』のガン・デシク議員が陸軍本部から提出を受けた資料によると、陸軍の主力戦車である『K1E1戦車』全1,027両のうち170両は砲手照準器が使用不可能な状態だ。

特に江原道華川など前方部隊を統轄する第2師団の場合、故障率が29%に達することが分かった。

『K1E1戦車』は陸軍が運用中の総数2,400両の戦車の半分ほどを占める実質的に陸軍の主力戦車である。

(中略)

戦車に搭載されている砲手照準器は戦車の砲射撃時昼夜標的を観測し、検出して照準し、追跡する装置で砲射撃精度の中枢となる機能である。

(中略)

問題は、これらの砲手照準器の特定のモデルは、生産がすでに中止された状態で、今後の修理も難しいという点である
(後略)

⇒参照・引用元:『毎日経済』「[独占/レーダーP]陸軍主力戦車10台に2台砲手照準故障…部品なく最長8年無力化」(原文・韓国語/筆者(バカ)意訳)

「本当に?」と思わず聞き返したくなるような話です。

記事タイトルには「10台に2台」とあるので、本稿の記事タイトルもアンカーがそれに合わせたのですが、1,027両のうち170両であれば「16.6%」。ざっくり「20%」ということでしょうか。もちろん問題はそんなところにありませんが。

壊れたままというのもすごいですが、装置の生産中止で修理もできないのです。

また代わりの装置を国内で開発製造というプランがあって、記事によれば「合同参謀本部」がすでに動いているとのこと。

ところが、

2019年12月から研究開発事業の妥当性の調査を開始
システム開発完了:2025年
量産時期:2028年

とのこと。できるのは「8年後」です。「その間はどうすんだよ!」と誰もがツッコミたくなりますね。

ミリタリー関連に詳しい方ならもっとツッコミころがたくさんありそうです。韓国軍はこういうことが多いですね、という話でした。

(柏ケミカル@dcp)

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