アメリカがくしゃみをすると……

「アメリカがくしゃみをすると日本は風邪を引く」あるいは「肺炎になる」なんていわれたものですが、日本以上にひどいことになる国は後を絶ちません。

昨日アルゼンチンがIMFに融資を求めているという記事の中で「トルコ」についても取り上げましたが(ちなみにブラジルでも通貨安です)、通貨安が進行してる国だけではなく、対外債務を多く抱えている国は要注意です。特にドル建て債務を多く抱えている国は。

ドル建て債務の場合には、当たり前ですがドルで借金を返さなければなりません。しかし、ドル高が進行中なためドルを入手する際により多くの自国通貨を用意する必要があります。しかし、通貨交換を行うとよりドル高・自国通貨安を招くという悪循環に陥るのです。

実はこういうときのためにも外貨準備というものがあるのですが、それが脆弱な国はあっという間に外貨準備を取り崩してドボンになってしまいます。「米ドル」「ユーロ」「」「英ポンド」「スイスフラン」というハードカレンシーを持たない国は、それだけでも運営は難しいというわけです。

(柏ケミカル@dcp)