韓国の最大野党『共に民主党』を中心に、尹錫悦(ユン・ソギョル)政権に傷をつけたい一心の勢力が、日本の福島処理水について「科学的な根拠に基づかないウソ」を流布しています。
「アメリカ合衆国産の牛肉を食べると狂牛病になる」というウソを流布した、いわゆるBSE騒動と全く同じ構図です(2008年)。
21日には『朝鮮日報』が「THAAD問題で流布された電磁波メロンはウソだった」という記事を出していますが、これは、現在流布されている「福島処理水に対するウソ」を牽制する意味があるものと思われます。
このようなウソでどうなるかというと――メロン農家の方々や漁師の皆さんが困るだけです。
左派・進歩系の市民団体、議員、メディアのおかげで売上が落ちるなどの損害を受けた皆さんは、それこそ謝罪と賠償を要求するべきです。
ともあれ、韓国とは「あいつさえいなければ……」と政敵を引きずり降ろすためには平気でウソをついても許される国なのです。どこが近代国家で、どの辺が先進国なのでしょうか。
2023年06月20日、韓国の国会でも平気でウソが登場しました。
「国会農林畜産食品海洋水産委員会」懸案質議において、「日本の福島原発事故以後、東海(原文ママ/世界に通用する言葉では「日本海」引用注)海域のセシウム濃度が2倍以上増加したと」という発言が出ました。
翌21日、韓国の海洋水産部がこれを「大嘘」と否定するプレスリリースを出しました。以下にプレスリリースから該当箇所を引用します。
(前略)
□昨日、『国会農林畜産食品海洋水産委員会』懸案質議で、日本の福島原発事故以後、わが東海(原文ママ:以下同)海域のセシウム濃度が2倍以上増加したという言及がありました。○国民の皆様に正確な情報をお知らせするために、関連内容を詳しく説明させていただきます。
○原子力安全委員会で毎年発刊する海洋放射能調査報告書によると、
○原発事故以前の2005年から2010年までの東海海域のセシウム-137濃度は、約0.001ベクレル(Bq/kg)から約0.004ベクレル(Bq/kg)の間で観測されました。
* ’05~’10年間東海海域セシウム-137測定値:0.00125~0.00404ベクレル(Bq/kg)
○原発事故以後の2011年から2015年の間には約0.001ベクレル(Bq/kg)から約0.002ベクレル(Bq/kg)*、2016年から2020年の間には約0.001ベクレルから約0.002ベクレル(Bq/kg)サイ**で観測されました。
*’11〜’15年間東海海域セシウム-137観測値:0.00116〜0.00277ベクレル(Bq/kg)
**’16~’20年間東海海域セシウム-137観測値:0.00107~0.00255ベクレル(Bq/kg)○つまり、2011年の原発事故以降の濃度は事故前と比較して特に増加したという傾向は確認できません。
○そしてこのようなセシウム-137の濃度は世界保健機構(WHO)が定める食べる水基準である10ベクレル比で約3,600分の1未満で極めて低い水準を維持しています。
○重ねて申し上げますが、「私たちの海は安全だ」という点を強調したいと思います。
(後略)
というわけで、韓国の国会委員会ですら大嘘な発言が出ますし、それが即座に否定されたりするのです。日本は、韓国という国が国会議員レベルでも平気でうそをつく世界一の反日国家であることを忘れてはなりません。
※揚げ句の果てには「塩がばか売れ」という、世にもあほらしい事態となっています。
(吉田ハンチング@dcp)