小ネタですがご紹介します。誠に申し訳ありません。
2025年05月30日12:30頃、中国山東省郓城県の廃品回収企業で痛恨の事故が発生しました。以下が当局が出した状況通報です。
状況通報
郓城県応急管理局
2025年05月30日 21:08 山東5月30日12時30分ごろ、郓城県のある廃品回収企業で、1人の作業員が廃プラスチック洗浄池のそばで作業中に池に転落し、それを救助しようとした6人の同僚も次々と転落した。
事故発生後、地元の消防部門と緊急医療(120)が迅速に現場に駆けつけ、7人を病院へ緊急搬送した。現時点で、この事故で5人の死亡、2人の重体となっている。
菏沢市と郓城県は事態を非常に重く受け止め、迅速に応急対応を展開し、負傷者の救命に全力を尽くしており、省の医療専門家も速やかに支援に当っている。事故原因は現在調査中である。
郓城県応急管理局
2025年05月30日
従業員1人が廃プラスチック洗浄プールの側で作業中にプールに転落。救助を試みた6人の同僚が次々と転落しました。
地元の消防隊と緊急隊員が現場に駆け、7人を病院に搬送されました。31日現時点で、事故による死者は5人、重症者2人となっています。
中国語メディアを確認すると――、
廃プラスチック洗浄池の主な役割は、廃プラスチックを洗浄して表面の汚れや不純物を取り除き、再加工の度合いや品質を向上させることである。
洗浄剤は混合物などの容積を減少させる加工にも使用され、廃プラスチック混合物の分離という課題を解決する。
一部の廃プラスチックは、主に苛性ソーダを洗浄剤として用いるため、洗浄後の排水は汚染される。これらはアルカリ性の洗浄剤であり、この廃水は有毒な化学物質を含んでいる可能性がある。
そのため、人が廃プラスチック洗浄池に転落すると、深さがあるため水だけでも致命的になりやすく、溺死も短時間で発生しやすいとされる。
――となっています。
気になるのは作業員の安全が確保されていたのか――です。
(吉田ハンチング@dcp)