韓国の企画財政部から「月刊財政動向2020年10月号」が発刊されました。毎月公表されているこのデータで韓国政府の財政収支の状況が分かります。
今号では08月末時点での財政収支が明らかになりましたが、赤字幅は縮小したもののまだひどい赤字状態であることに代わりはありません。
以下をご覧ください。
2020年01-08月累計
総収入:317.8兆ウォン
総支出:388.7兆ウォン累計 統合財政収支:▲70.9兆ウォン
累計 管理財政収支:▲96.0兆ウォン
▲はマイナスの意味です
統合財政収支は、単純に政府の「総収入」と「総支出」を差し引きした収支、管理財政収支は、「社会保障基金の収支」を除いた収支です。
以下が2020年のここまでの財政収支の累計をグラフ化したもので、「0」より下で大赤字であることが分かります。
⇒参照・引用元:『企画財政部』「月間財政動向2020年10月号」P.8
ここまでの成績は対前年で赤字規模が48.5兆ウォン増加しています。
これで韓国政府の債務(返済しなければならない借金)は「794兆1,000億ウォン」(対前月:13兆ウォン増加)。「800兆ウォンの借金」まであとわずかです。
(吉田ハンチング@dcp)