韓国最大野党『共に民主党』の李在明(イ・ジェミョン)党首は、まさに疑惑の総合商社ですが、検察が拘束令状(逮捕状)を出すかどうかに注目が集まっています。
李在明(イ・ジェミョン)さん側は「出頭命令が出ればきちんと対応する」ので、「ことさらに拘束令状を出して韓国を分断するようなことをすべきでない」と述べています。
何をか言わんや――な反応ですが、まあ李在明(イ・ジェミョン)さんなので、これでもマシな方です。
李在明(イ・ジェミョン)さんには多くの疑惑がありますが、「栢ヒョン洞(ペクヒョンドン)開発特恵疑惑」に関しては、特定経済犯罪加重処罰等に関する法律(背任)違反の容疑を受けています。
2023年08月17日、李在明(イ・ジェミョン)さんは「栢ヒョン洞(ペクヒョンドン)開発特恵疑惑」について検察からの呼び出しを受け、ソウル中央地検に出頭しました。
この疑惑は、李在明(イ・ジェミョン)さんが城南市長時代の2014~2015年、旧『韓国食品研究院』の敷地にマンションを建てる事業のため、敷地用途変更および賃貸住宅比率の変更など民間業者に各種の特恵を提供した――というものです。
事実であれば、これは市長として背任行為に当たると検察は調査しているのです。
出頭当日、大勢の支援者が李在明(イ・ジェミョン)さんを迎える中、地検前に陣取った記者からの質問にも答え、支援者に対して一席ぶちました。
↑ソウル中央地検前の光景。李在明(イ・ジェミョン)さん側から見るとこんな感じで、支持者が詰めかけています。
本件については、先にSNSを通じて、
「1ウォン、一杯の利益も受け取ったことはなく、一点の恥ずかしさもないので召喚に堂々と対処する」
と述べています。しかし……なのです。
検察は李在明(イ・ジェミョン)さんの言葉を嘲笑するかのようなコメントを出しています。曰く――
法理上からいえば、李在明(イ・ジェミョン)さんが金品を受け取ったかどうかは関係ない。
調査は背任容疑だ
――と。つまり、用地変更などを勝手に判断して実行し、特定の業者に恩恵を与えたことが問題なのであって、李在明(イ・ジェミョン)さん自身が1ウォンもらったとか、コーヒーをおごってもらったとか、そのようなことが問われているのではないのです。
検察の主張は大変にもっともです。
一応、李在明(イ・ジェミョン)さんも弁護士出身で、法律には詳しいはずなのですが……。
(吉田ハンチング@dcp)