韓国「気分はもう戦争」。李在明が「白兵戦だ!」

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韓国「第22代 国会議員総選挙」まで1週間を切りました。「誰が監獄に行くのか」が、来る2024年04月10日に決まります。

立候補者だけでなく、各党の党首は応援演説で辻立ちを行い、声を枯らしながら支援を訴えています。

最大野党『共に民主党』の李在明(イ・ジェミョン)党首の発言が面白くなってきたのでご紹介します。


↑2024年04月03日、慶尚南道昌原市で応援演説を行う李在明(イ・ジェミョン)さん。

04月03日は、韓国にとっては重要な「4.3」ですので、李在明(イ・ジェミョン)さんは、「第76周年済州4.3犠牲者追悼式」に出席したのですが、スグに慶尚南道昌原市へ移動。

応援演説を行って以下のように述べました。

今は戦争で言えば白兵戦状態だ。一票一票、誰が行って投票するかで決着がつくのであって、世論調査やいわゆる道具のようなものは、全く重要ではない」

「実際に江原道で行われた選挙の中で1票差で決着がついたことがあった。

これからは動員戦だ。宣伝戦を超え、今は動員戦として一票一票を集結してほしい」

白兵戦」のどつき合いだと述べました。「動員戦」という言葉も面白いですが、「宣伝戦を超えて……」ですから、段々用語が北朝鮮みたいになってきました。

さらに面白いのは、以下の発言です。

権力を与えると王になろうとする人がいる

「止める道は一つだけで、私たちがまさに王であることを示そう」

「権力を与えると王になろうとする人がいる」は、まさに傑作です。「あんたのことじゃないのか?」とツッコミたいところです。前文在寅大統領は、まさにそのままの人でした。

しかも都合が悪くなると、部下を矢面に立たせるという最低の王様でした。こうしてみると、文在寅という人は、李氏朝鮮の「王様」にそっくりだったかもしれません。

一方の『国民の力』非常対策委員長である韓東勳(ハン・ドンフン)さんの方も、「みんなの力をオラにくれ」と訴えている点では李在明(イ・ジェミョン)さんと変わりません。


↑2024年04月03日、『国民の力』韓東勳(ハン・ドンフン)非常対策委員長兼選対統括(月亭方正似)は、忠北・江原・京畿一帯と応援演説行脚しました。

韓東勳(ハン・ドンフン)さんの応援演説では以下のような発言が出ました。

「今、総選挙の情勢は文字通り、本当に薄氷の戦いだ」

「私たちが分析したところ、接戦僅差が全国55カ所、そのうち首都圏が26カ所だ」

「薄氷の差の地域が崩れて(改憲)阻止線(全300議席の2/3すなわち200議席)が突破されれば、多くの人々が血を流して成し遂げた大韓民国の成果がすべて崩れることになるだろう」

「皆さんが立ち上がって犯罪者たちが憲政秩序を崩すのを阻止してほしい」

「もうすぐ事前投票が始まる。皆さんはみんな投票所に行ってほしい」

「皆さんが行けば変わります」

「曹国(チョ・グク)代表が皆さんの上に君臨し、(皆さんを)嘲笑することをよしとするのですか」

「犯罪との戦争に勝たせてほしい。 数日しか残っていない。困難になったこの国を必ず守らなければならないという気持ちが全国に広まってほしい」

「歴代大統領のうち、退任後すぐに総選挙で青い服を着て選挙運動する人を見たことがありますか?」
(文在寅前大統領への皮肉と非難:引用者注)

「事前投票が始まる。今回の投票から私たちが強力に主張して手開票が並行されます」

「私たちを信じて事前投票に参加してほしい」

「心配する方もいるだろう。しかし、私たちを信じてほしい」

「私たちが公正な選挙を必ず成し遂げるので、私たちを信じて事前投票に参加してほしい。事前投票に私たちが勢いよく出れば、それが勝負を決める風になる」

「誰かが私に言った。昔、国民の力系政党でやったように、選挙直前に集まって大礼をしよう」

「皆さん。犯罪者と戦うのになぜ頭を垂れるのですか。立って死ぬべきだ」

なかなか熱い言葉です。検事として法廷で熱弁を奮った経験が生きているのでしょう。

さあ、残り時間が少なくなってきました。李在明(イ・ジェミョン)さんの言葉は正しいです。これはノーガードで殴り合う白兵戦に他なりません。

(吉田ハンチング@dcp)

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