2025年02月11日、韓国の関税庁は「2025年02月01~10日の輸出入現況」を公表しました。
2025年02月01~10日
輸出:148億7,600万ドル(0.8%)
輸入:171億500万ドル(0.3%)
貿易収支(輸出 - 輸入):-22億2,900万ドル2025年02月01日~02月10日
輸出:640億400万ドル(-7.9%)
輸入:680億9,400万ドル(-4.8%)
貿易収支(輸出 - 輸入):-40億8,900万ドル※( )内は対前年同期比の増減
⇒参照・引用元:『韓国 関税庁』公式サイト「2025年02月01~10日の輸出入現況」
まだ月初なので、どう締まるのかは分かりませんが、02月02~10日で「貿易赤字:22億2,900万ドル」という結果です。注目しておきたいのは、1日当たりにならした輸出金額が、対前年同期比で「-6.4%」となっていることです。
韓国ととにかく貿易に依存した国ので、ある程度の規模輸出金額が大きくないと経済が傾きます。この減少が継続するかどうかは要注目です。
主要輸出品目を見ると、以下のようになっています。
半導体の結果ですが、対前年同期比の増加が「1.8%」しかありません。これまでは「20%」「30%」と派手な増加幅だったのですが、2024年に業績が戻し、半導体輸出が増えなくなってきた――と見ることもできます。もっとも、これまた月初なので、月末の締まった数字を待つべきでしょう。
さらに対中国の貿易は、以下のようになっています。
↑黄色のマーカーが対中国輸出、マゼンダのマーカーが対中国輸入です。2025年02月01~10日
対中国輸出:29億5,200万ドル(4.5%)
対中国輸入:30億3,300万ドル(-15.0%)
貿易収支(輸出 – 輸入):-8,100万ドル
対中国輸入は対前年同期比で15.0%も減少したのに、それでも対中国貿易は黒字になっていません。。
韓国が対中国貿易で大儲けできる時期は完全に終わったのです。
(吉田ハンチング@dcp)