『韓国銀行』の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁の任期が2026年04月20日までです。

文在寅というボンクラはろくでもないことしかしませんでしたが、李昌鏞(イ・チャンヨン)さんを『韓国銀行』総裁に指名したのだけは大正解で評価できます。
『IMF』(International Monetary Fundの略:国際通貨基金)でアジア太平洋局長を務めた李昌鏞(イ・チャンヨン)さんは見識、経験的にも韓国にとってベストの選択だったといえるでしょう。
仕事のできる切れ者にありがちな、「はは、おれバカ嫌い」という風はありますが、(いやだからこそ)決して政府に阿ることなく、中央銀行として正しい判断を示し、真っ当な業務を貫いてきました。
次の総裁が誰になるのか――は韓国にとっては非常に重要です。李昌鏞(イ・チャンヨン)さんほどの人物を探すのは難しいでしょうが、政治に引きずられない「良き総裁」を見つけなければなりません。
韓国メディア『朝鮮日報』が「何やってんだ。早く次の総裁を探せよ」という記事を出していますので、同記事から一部を以下に引用します。
(前略)
これに対し韓国は中央銀行総裁をあまりにも遅く任命する。2000年代に入ってから大半の総裁が前任者の任期満了12~17日前に任命され、最も早く指名された例でも李柱烈総裁(29日前)で1カ月を超えなかった。
さらには現職の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁は8日前に指名されたため、人事聴聞会を経て就任するまでの20日間、前例のない総裁空席の状況が発生した。
総裁候補者に指名されると、1カ月にも満たない短い期間のあいだ人事聴聞会の答弁準備にのみ没頭することになり、政策哲学を整えたり韓国銀行の組織を把握する時間を持つことが難しい。
独立した通貨政策を遂行する中央銀行に対する尊重は見いだせない。
『韓国銀行』総裁の遅すぎる指名は今回も繰り返される可能性が高い。
李総裁の任期は04月20日に満了するため、正確に48日残っているが、いまだ後任に関する議論はまったく聞こえてこない。
通貨政策は家計と企業の貸出金利だけでなく、ドルウォン為替レートや株価、住宅価格にまで経済へ全方位的な影響を及ぼす。
政府がこの重要性を認識せず、かつて韓国銀行が「財務部の南大門出張所」と呼ばれていた時代のように中央銀行を政府の下部機関程度に軽視する官治金融の惰性に染まっているのではないかと懸念される。
市場の信頼を得るためには、韓国銀行総裁に誰を選ぶかと同じくらい、どれほど丁寧に準備したかにも力を注がなければならない。
記事内に登場する李柱烈(イ・ジュヨル)さんは、2014年〜2022年の8年間にわたって中央銀行総裁を務めました。

↑今となっては「懐かしい」とすら感じますが、『韓国銀行』総裁を務めた李柱烈(イ・ジュヨル)さんです。
この人は、中央銀行官僚から総裁になったという内部昇進型の典型的な例といえます。
李柱烈(イ・ジュヨル)さんが総裁を務めた2014〜2022年には、韓国では、
家計債務:急拡大
不動産価格:急騰
――が起こったので、総裁としても手腕は正直「微妙」と評価されますが(もっとちゃんとやれ――という評価もあった)、まあ無難な人だったというのが大筋の見方なのではないでしょうか。
現在の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁は、「IMF局長・学者・政策実務」を全部経験したという韓国では異色の経歴の持ち主で、歴代総裁の中でも珍しく「国際金融のプロ」といえる人です。
辞めてしまうのは韓国にとては損失でしょう。
もっとも、李在明(イ・ジェミョン)政権なんかと一緒にはやりたくないかもしれません。
(吉田ハンチング@dcp)





