韓国大統領に成りおおせた李在明(イ・ジェミョン)さんが、欧州ドサ回りの長期外遊から韓国に戻りました。

↑帰国早々、記者会見で欧州ドサ回りの成果を滔々と語る李在明(イ・ジェミョン)さん。横の手話担当の方がおっもしろい顔をしています。
全国同時地方選挙をきっかけに李在明(イ・ジェミョン)さんと政府与党に成り上がった『共に民主党』に対する支持が怪しくなっていますので、李在明(イ・ジェミョン)さんはさっそく「自画自賛」を始めました。
2026年06月17日に大統領府が出したプレスリリースが以下です。
アメリカ合衆国のトランプ大統領からいかに厚遇を受けたのかを書いています。読んでいて気持ちが悪くなってくるかもしれませんが、面白いので以下に全文和訳します。
長いですから、面倒くさいという方は次の小見出しまで飛ばしてください。
G7首脳会議出席結果およびトランプ合衆国大統領との歓談に関する、呉賢珠(オ・ヒョンジュ)国家安保室第3次長
2026.06.17.李在明(イ・ジェミョン)大統領のエビアンG7首脳会議出席結果についてブリーフィングいたします。
李在明(イ・ジェミョン)大統領は、06月16日から17日までの2日間、フランス・エビアンで開催されたG7首脳会議拡大会合に出席しました。
今回の会議には、G7加盟国と韓国を含む5カ国の招待国、そして主要国際機関が出席し、
▴新たなパートナーシップの構築
▴均衡ある経済成長
▴安全かつ迅速で効率的な人工知能(AI)――の導入を保障する方策について議論しました。
昨日開催された第1セッションでは、「新たなパートナーシップの構築と国際連帯の再建」を議題として、受援国と供与国の間における互恵的なパートナーシップ発展方策について議論しました。
本日午前の第2セッションでは、「すべての人のための均衡的・包摂的・持続可能な経済成長の回復」を議題として、世界経済の不均衡を緩和し、世界経済成長を促進するための協力方策について議論しました。
大統領の各セッションにおける詳細な発言内容については、昨日および本日配布した報道資料に代えさせていただきます。
本日のワーキングランチは、「安全かつ迅速で効率的な人工知能導入の保障」をテーマに、
▴成長・レジリエンス・サイバー安全保障および
▴未成年者保護・民主主義の擁護――など、AI導入の過程において政府と民間が共同で対応すべき主要課題について議論される予定です。
特に今回のワーキングランチには、G7加盟国および招待国の首脳に加え、主要AI・デジタル企業のCEOらも参加し、政府と民間の協力方策について議論が行われる予定です。
詳細内容については、行事終了後に報道資料の配布を通じてお知らせいたします。
ワーキングランチを最後に、本年のG7首脳会議は終了する予定です。
今回の首脳会議では、合計8件の成果文書が採択される見込みです。
昨日は、開発、エボラ、がん撲滅など計3件の文書が採択され、本日の会議終了後には残り5件の文書が採択される予定です。
議長国であるフランスが文書を配布すれば、文書内容および韓国がどの文書に参加したかなどをお知らせする予定です。
ただし、現時点で申し上げられるのは、韓国はG7首脳会議の成果文書の大部分に参加する予定であるという点です。
李在明(イ・ジェミョン)大統領は、今回のG7首脳会議を機に、ドイツ、カナダ、ケニアとの計3件の首脳会談を実施しました。
また、合衆国のトランプ大統領とは公式夕食会の約2時間にわたり隣席し、親密に対話を交わしたほか、会議期間中のさまざまな機会に自然な形で接触しながら、米韓関係および主要懸案について十分に意見を交換することができました。
李大統領は、他国首脳らとも会議期間中にたびたび出会い、自然な挨拶や歓談、懸案に関する対話を交わしました。
次に、今回のG7首脳会議の主な成果です。
第一に、韓国は2年連続でG7首脳会議に出席することで、G7プラスを志向するグローバル責任強国としての地位を強固なものとしました。
まず韓国は、昨年に国連安全保障理事会議長国およびAPEC議長国を務めたのに続き、2028年にはG20議長国を務める予定です。
これに加え、本年のG7首脳会議にも2年連続で招待され出席したことは、韓国の国際的地位と役割に対する国際社会の信頼と期待を示すものと言えます。
第二に、韓国はグローバル懸案の解決に向けた国際社会の連帯に積極的に参加し、2028年G20議長国として関連議題を主導していく意思を表明しました。
まず韓国は、今回の首脳会議で採択されるG7首脳間の合意文書の大部分に参加し、G7と共に開発、保健、デジタルなど多様な分野で政策協調を強化していく予定です。
特に李大統領は、世界経済の不均衡問題に関連し、責任の所在を問うことよりも、連帯と対話を通じた解決が重要である点を強調しました。また、AIなど多様な分野において革新を促進しつつも、安全性、透明性、責任性を同時に確保する必要性も提起しました。
韓国政府は、こうした議論をG20へとつなげ、2028年のG20議長国就任を契機として実質的成果へと発展させていく予定です。
第三に、グローバルなエネルギー供給網のレジリエンス強化のため、相互の連帯と協力による体系的な解決策を模索していくことを提案しました。
大統領が今回この提案を行った背景には、最近の中東情勢による原油需給の支障が石油製品供給網全般やインフレなどの複合危機へと拡大しただけでなく、アジア太平洋地域が他地域に比べてより大きなエネルギー供給網の脆弱性を露呈したことがあります。
エネルギー輸入国、特にアジア太平洋地域内の輸入国が、各国単独の対応を超えて、情報共有、早期警報、緊急時協力、石油および石油製品供給網の安定化など、実質的な協力方策を共に模索しようという趣旨です。
このため、まず韓国政府は、国際エネルギー機関(IEA)を中心として形成された既存のグローバル・エネルギー安全保障体制を活用し、アジアにおける具体的な協力方策をIEA事務局および主要国と協議していく予定です。
また、IEAシンガポール地域協力センターがアジアのエネルギー安全保障協力の実質的拠点として機能できるよう、必要な支援を提供したいと考えています。
さらに韓国政府は、こうした議論を基礎として、アジア太平洋諸国のエネルギー輸入国間によるエネルギー供給網レジリエンス強化システムの構築を提案する予定であり、これを通じてアジア地域内の情報共有、早期警報、供給網レジリエンス強化などの実質的協力方策を整備していく予定です。
今後、G7、OECD、APEC、G20など多様な多国間の機会を活用して国際的共感を拡大し、G20をはじめとする主要な多国間経済協力議題として継続的に提起しながら、この構想を具体化していく計画です。
第四に、国益中心の実用外交のモメンタムを確保しました。
李大統領は今回の首脳会議を機に、ドイツ、カナダ、ケニアの首脳と二国間首脳会談を行い、トランプ大統領とは夕食会で隣席し、約2時間にわたり多様なテーマについて緊密に対話しながら、首脳間の親交と信頼を深める機会を持ちました。
韓国政府は、昨年のAPEC議長国就任に続き、G7首脳会議への2年連続参加、そして2028年のG20議長国就任へとつながる一連の外交日程を通じて、G7プラスを志向するグローバル責任強国としての地位を強固にしていく予定です。
以上でG7結果ブリーフィングを終え、続いてG7首脳会議夕食会の機会に行われた李在明(イ・ジェミョン)大統領と合衆国トランプ大統領との歓談内容についてブリーフィングいたします。
李在明(イ・ジェミョン)大統領は、フランス・エビアンで開催中のG7首脳会議を機に、06月16日(火)、マクロン大統領夫妻主催の公式夕食会において、ドナルド・J・トランプ合衆国大統領と、米韓同盟、中東情勢および朝鮮半島問題を含む地域・グローバル懸案について緊密な意見交換を行いました。
大統領は、合衆国とイランの終戦交渉が妥結したことを歓迎し、特にトランプ大統領の誕生日に成功裏に合意が成立したことに対して祝意を伝えました。
大統領は、中東地域における平和定着とイラン核問題解決のためのトランプ大統領の努力を評価し、両首脳はホルムズ海峡における自由で安全な航行の重要性について認識を共有しました。また、中東地域の安定と平和が回復されることで、原油価格が安定し、経済が回復するとの期待も共有しました。
李大統領は、中東地域に続いて朝鮮半島においても持続可能な平和が定着できるよう、トランプ大統領の関心と関与を期待すると述べました。
これに対しトランプ大統領は、朝鮮半島の長い地政学的歴史や南北関係の現状などについて多様な関心を示しました。
トランプ大統領は、朝鮮半島問題の進展のため、自身としても必要な役割を果たしていく強い意思を表明し、朝鮮半島における平和への貢献方策について検討するとし、そのために李大統領と緊密に意思疎通していくと述べました。
両首脳は、造船分野などにおける相互互恵的な協力拡大方策についても意見を交換し、強固な米韓同盟を基盤とした日米韓協力の重要性についても共感しました。
さらにトランプ大統領は、李大統領を「強い指導者」と評価するなど、両首脳が共に朝鮮半島および地域の平和と安全保障に寄与していくことができるとの期待を表明しました。
両首脳は、この日これに先立って行われた招待国歓迎行事でも、記念撮影後に歓談を交わしたのに続き、公式夕食会およびG7首脳会議期間中に複数回接触する機会を持ち、格別な親交と信頼を確認しました。
2026年06月17日
青瓦台 国家安保室 第3次長 呉賢珠(オ・ヒョンジュ)⇒参照・引用元:『韓国 大統領府』公式サイト「G7 정상회의 참석 결과 및 트럼프 미국 대통령과 환담 관련 오현주 안보 3차장 브리핑」
おまけで参加した李在明、トランプの隣で2時間!
G7におまけで参加した李在明(イ・ジェミョン)さんですが、「2028年にはG20議長国を務める予定」と鼻息を荒くしています。
トランプ大統領もお気の毒!約2時間も李在明が隣にいる地獄

↑トランプ大統領の隣に座るのは李在明(イ・ジェミョン)さん。
面白いのは、夕食会ではトランプ大統領の隣の席だったことです。韓国メディアによると、これは議長国であるフランス・マクロン大統領の配慮だった――とのこと(後述)。
「嫌がらせなんじゃないのか」とも思えますが、夕食会の間、なんと約2時間(韓国メディア報道によると90分:後述)もトランプ大統領の隣でアレやコレやと話ができた――とのこと。
韓国メディア『朝鮮日報』の記事から一部を以下に引用してみます。
(前略)
李大統領は、G7首脳会議期間中に行われたトランプ大統領との対話で、造船(造船業)分野を含む両国の互恵的な協力案について意見の一致をみたと伝えた。特に李大統領は、トランプ大統領が「米軍艦10隻を早く建造してくれないか」と具体的な意向を尋ねてきたと明らかにした。
これに対し李大統領は、「当然可能であり、最善を尽くすとお答えした」と説明した。トランプ大統領による韓国への軍艦建造打診は今回が初めてではない。
また、両首脳は米韓協力および日米韓協力の重要性についても踏み込んだ議論を行った。
李大統領は「トランプ大統領は当然、米韓協力、そして日米韓協力の重要性を述べられたし、私たちもその点に共感を示した」と語った。
李大統領は、G7会議場であった特別なエピソードも紹介した。
李大統領は「フランスのマクロン大統領が『話すことがたくさんありそうなので、わざわざトランプ大統領と席を隣にしておいた』と話していた」とし、「この場を借りてマクロン大統領に感謝の言葉を申し上げたい」と述べた。
そのおかげでトランプ大統領と「内容の深い、互いの理解を深める話を交わした」というのが李大統領の説明である。
(後略)
マクロン大統領の「話すことがたくさんありそうだから……」という発言には含意はないのでしょうか。
また、トランプ大統領が言ったという「韓国で米軍艦を10隻早く造ってくれないか」――は当然ですが、現時点ではウラが取れません。

先にご紹介したとおり、合衆国下院では外国で米海軍の艦艇を建造するのまかりならん――という動きが出ています。しかし、これに対抗して、建造するのを緩和する方向にしよう――という動きも起こっています。
上院側の案では、戦闘艦には制限をかけつつ、タンカー、燃料輸送船、RO/RO船※などの補助艦については、米国の条約同盟国の造船所から取得できる権限を国防総省に与える方向だと報じられています。
※車両が自走して乗り込み(Roll-on)、自走して降りる(Roll-off)ことができる船。
韓国は合衆国からの発注でウハウハと「トラタヌ」を計算していますが、こちらはまだ未定です。
――ともあれ、李在明(イ・ジェミョン)さんは帰国してさっそくに「オレってこんなにスゲー」と自慢満開です。これで下がった国民からの支持が戻るといいですね。
(吉田ハンチング@dcp)






