2026年06月19日、『韓国銀行』が「2025年の地域別国際収支(暫定)」を公表しました。
非常に興味深いデータです。
経常収支の状況を見てみましょう。数字で並べてもいいのですが、一目で分かるグラフがあります。以下をご覧ください。
⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「2025年地域別国際収支(暫定)」
経常収支(Current Account)とは、簡単にいうと「外国との取引で、どれだけお金を稼いだか・支払ったか」を示します。
例えば、アメリカ合衆国と取引で、
2,000億ドル稼ぎ
900億ドル支払った
――なら差し引き(収支)で「1,100億ドルの黒字」になります。
上掲は収支で、簡単にいえばその取引相手から2025年にいくら稼いだか(韓国にお金がいくら入ってきたか)を示しています。
ご注目いただきたいのは、対アメリカ合衆国です。
2025年には「1,114.2億ドルの黒字」ですが、2024年は「1,169.7億ドルの黒字」でしたから、55.5億ドル減少しました。
韓国にとって対合衆国の経常収支が減少したのは6年ぶりのことです。
対中国では「2024年:234.5億ドルの赤字」⇒「2025年:253.2億ドルの赤字」で、赤字幅は18.7億ドル拡大しました。
対中国の経常収支赤字はこれで4年連続となりました。
対日本の経常収支は「2025年:203.0億ドルの赤字」です。韓国は日本にとって「鵜」のようなもので、対日本での経常収支は、1998年以来※一度たりとも黒字になったことはありません。
※『韓国銀行』が地域別の国際収支統計を公表し始めたのは2006年ですが、1998年まで訴求して確認されています。公的に確認できるのは1998年以降ですが、それ以前に遡っても対日本で経常収支黒字を記録したことは「ない」と推測できます。
2019年、安倍晋三政権が輸出管理を正常化した際には、激昂した韓国メディア・国会議員から「1998年~2018年までの韓国の対日本・経常収支の累積赤字は4,133億ドルに達する。日本から素材・装備・部品の独立を果たさねば」との声が上がったぐらいです。
世にもあほらしいことに、頑張って「NO JAPAN」の旗を振りましたが、全然うまくいきませんでした。どっとはらい。
――それはともかく、韓国は対中国の経常収支も赤字に転落しましたので、大きな黒字を出せる国(あるいは地域)を探さないといけないのです。
※念のために付記します。ただし、経常収支全体では「2025年:1,230.5億ドルの黒字」で、2024年:999.7億万ドル」に比べて黒字規模は拡大しています。
(吉田ハンチング@dcp)





