韓国のKOSPI(韓国総合株価指数)が1万行くぜ――という話になっていますが、ちょっと不安なポイントがあります。
例によって、外国人投資家は売りまくっているのですが、これまで上昇を支えてきた国民年金基金です。
ずいぶん前にご紹介したことがありますが、国民年金基金はポートフォリオに制限があります。国内株式に投資できるのは資金の何%と決めれられているのです。
基金運用委員会は2026年05月に、国内株式の目標比率を従来の14.9%から20.8%へと5.9ポイント引き上げました。戦略的資産配分(SAA)の許容範囲も従来の±3ポイントから±6ポイントへと拡大。
KOSPIが9,000を達成して1万が見えてきたので、さらに投資できるようにしたのです。李在明(イ・ジェミョン)さんの政権が自尊心を持てるのが「株価の上昇」しかありませんので、下げるわけにはいきません。
政治的な配慮がどこまであったかは分かりませんが、要するに政府が投入資金の量を決めているわけで、だから「官製相場」だってば――なのです。
問題はいつまでも拡大できるわけではない――という点です。すでに30%を超えているのではないのか、という話があります。実際、国民年金基金は直近で純買収額(買収 – 売却)がマイナスに転じており(要するに「売り越し」)、調整局面に入っているようにも見えます。
以下をご覧ください。直近5週の週ごと純買収金額の推移です。

売り越し金額が拡大しており、ついに先週には1兆を超えました。
さて、どのプレーヤーが巨額買収を続けられるのでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)





